プリント革命でBIJ-C20をレンタル申込みから利用、返却までを実践してみたのでレポートします

レンタルプリンターサービスのプリント革命が提供するプリンターの中でも、トップの人気を誇るのが今回ご紹介する「BIJ-C20」です。

大きな特徴としては、印刷スピードや印刷品質といったスペックに優れたモデルでありながら、比較的コンパクトで軽量という取り回しの用意さを両立したモデルとなっています。

今回はこのBIJ-C20を、実際にプリント革命で契約するところから返却までをご紹介していきます。

もちろんBIJ-C20の使用感もバッチリチェックしておきました。

目次

契約はオンラインだけで完結

プリント革命でレンタルプリンターの注文は、ウェブページで行えます。

https://printing.ink-revolution.com/register

まずはここから注文ページを開きましょう。

機種を選んでそのまま契約できる

注文ページでレンタル可能なプリンターの一覧が表示されますので、ここからレンタルしたい機種を選択します。

ちなみにこのページでは「1年コース」という、1年契約することで月額料金が安くなるプランもあります。
さらに「プリント放題」と「ライトプラン」のいずれかからプランを選べます。

プリント放題は、どれだけプリントしてもインク代が不要なプラン。
ライトプランは、インクがなくなるごとにインクを購入するプランとなります。

この後注文のための各種情報や支払い方法を選択し、情報を確定すれば注文は簡単に完了します。

宅配便で届いてから設置するまで

注文が終わったら、プリント革命からプリンターが発送されます。

プリンターは宅配便で届きます。

今回注文したBIJ-C20は中型複合機ですが、玄関から設置場所までの移動や、箱からの取り出しはそこまで苦労しませんでした。おそらく女性ひとりでも可能かと思います。

箱からの取り出しはビニールの取っ手を両手で持って引き出せば取り出しやすくなります。

ビニールを剥がして本体を台に設置し、本体の各部を固定しているテープを取れば準備完了。電源ケーブルをコンセントと本体に挿して、電源スイッチをオンにします。

初期設定をしておきましょう

プリンターの設置で、一番手間がかかるのがこの初期設定でしょう。

基本的には本体の液晶パネルに表示される説明と、取扱説明書を見ながら作業を進めてください。

初期設定の中でもポイントとなるのが、インクカートリッジの取り付けです。

取扱説明書の図解を見ながら、順番やカートリッジの向きを間違えないようにセットしておきましょう。

カートリッジを取り付けたら、次に用紙のセットです。

給紙カートリッジを引き出し、排紙トレイをセットすれば本体の準備が完了します。

この後パソコンとの接続となるのですが、今回は本体のWi-Fi設定からルーターの接続する方法で行いました。

ルーター側にワンタッチ接続機能がある場合はそれを使った方が簡単かもしれません。残念ながら今使っているルーターにはワンタッチ接続機能がなかったため、SSIDを選んでパスワードを入力する方法で接続してみました。

方法はスマホをWi-Fiに接続するものとほぼ同じなため、この方法でも簡単に接続可能です。

BIJ-C20は本体の液晶で文字入力が可能ですから、すぐに設定完了しました。

この後本体は準備モードに入ります。

このモデルは初回の起動時に、入念なセットアップを行いますので、調整完了までやや時間がかかります。しばらくそのままにしてセットアップが終わるのを待ちましょう。

注目のBIJ-C20の使用感

では続いていよいよプリントをしてみたいと思います。

果たしてどのような使用感なのか楽しみですね。

インクジェットとしては高速なプリント性能

BIJ-C20の最大の特徴となるのが、印刷スピードの速さです。メーカーのスペック表によると連続プリント(片面)モノクロの場合、24.0ipm。カラーの場合は約15.5ipmとなっています。

ipmとは「image per minute」の略で、1分あたりにプリントできる枚数ですから、モノクロなら1分で24枚プリント可能ということになり、2.5秒に1枚プリントするということで、その高速具合がよく分かります。カラープリントでも1分で15.5枚ですから約4秒に1枚プリントが可能です。

ここまで速ければ、かなりの枚数を一気にプリントしたい場合でも、十分対応可能なスペックといえるのではないでしょうか。

写真もバッチリな印刷品質

インクジェットプリンターで気になるのが、写真などの画像印刷の品質ではないでしょうか。

インクジェットプリンターは、写真専用紙を使えばかなりハイクオリティーな写真印刷ができるのですが、ビジネス用途では基本的に普通紙を使用します。

今回このBIJ-C20で普通紙を使って写真をプリントしてみましたが、思ったとおりのクオリティーで印刷でき、正直びっくりするほどの画質で印刷できました。

写真のプリント品質は、どんな写真をプリントするかによって評価は変わってきますが、もし写真を多用する資料をプリントしたいという用途でも、専用紙でなく普通紙を使って十分なクオリティで印刷できるという点で、このBIJ-C20はオススメの一台です。

タッチパネルで楽々操作

BIJ-C20の操作は本体の液晶パネルで行います。

そのため、先ほど説明した初期設定の方法なども、随時カラーアニメーションを使って説明されているので、わかりやすく便利です。

液晶パネル内には状況に応じて文字入力のためにキーボードが表示されますので、Wi-Fiのパスワードを入力する際にも、文字が簡単に入力できます。

液晶のタッチにh対する反応も、ハイエンドモデルならではの軽快さがありました。

シートフィーダー&カセットはやっぱり便利

中型の複合機を使っている時に、やはり一番便利だなと思うのが、給紙カセットとオートシートフィーダです。

プリントするたびにいちいち給紙トレイに用紙をセットする必要もなく、カセットに事前に用紙を入れておけばすぐにプリントできるのは、印刷の手間を一気に軽減してくれます。

オートシートフィーダはコピーの際にスキャナーのカバーを開くことなく、原稿をセットするだけで済みますし、大量の原稿を重ねて置けば自動的に読み込んでくれますので。プリンターの前に立ってごちゃごちゃと作業する必要がありません。

この二つの機能こそ中型複合機を導入する動機付けになりますし、その期待に応えてくれる機能といえるはずです。

ビジネス機能はバッチリ充実

BIJ-C20のスペックとしては、中型のインクジェット複合機としては必要十分な機能が備わっています。

特にビジネス用途として細かな配慮がなされているのが、ぱっと見てはわかりにくいのですが、さすがと言わざるを得ない特徴といえるでしょう。

例えばパソコンにつながなくても、オフィスでよく使われているUSBメモリーをプリンターに挿せば、直接プリントできると言った機能もその一つです。

プリンターの機能性に加えてビジネスユーズを念頭に置いていることが、使い勝手から感じられるのも、このBIJ-C20のポイントといえるのではないでしょうか。

手軽さと高機能のバランスがとれた一台

このようにこのBIJ-C20はここまで高機能のプリンターで、しかもカセットやオートシートフィーダ付きとなると、それなりのサイズ感と重量となるはずです。

しかしこのBIJ-C20はインクジェットプリンターの扱いやすさを本体サイズや重量に反映した、手軽に使える複合機となっています。

もちろん印刷スピードはプリント革命のラインナップ中最速となっていますので、大量のプリントを素早く印刷したいのであれば、このBIJ-C20がナンバーワンの候補となるのではないでしょうか。

●返却も集荷だからラクラク

レンタルプリンターとなると、契約を解除したり機種を変更する際に、レンタルしていたプリンターを返却しなければならず、そうなると返却の手続きが面倒と思われるかもしれません。

しかしプリント革命のレンタルプリンターは、解約手続きも簡単で、発送手続きも手間なしで終了します。

契約終了時の手続きもオンラインから

契約を終えたプリンターを返却する際には、プリント革命のサイトの「お問い合わせフォーム」から、解約したい日の一ヶ月前以上前に解約したい旨を連絡します。

お問い合わせフォームは、サイトの一番下から開くことができます。

集荷してもらえるので手間いらず

解約の申込みを済ませると、解約日が決まりますので、その日までに本体を貸し出しの時に入れられていた箱に入れ直します。

梱包の方法カートリッジなどを固定しなければならない機種もあるため、梱包方法の指示がある場合はそれに沿って梱包し、指定された日時の集荷を待ち、発送します。

注文から返却まですべてがスムーズなプリント革命

今回は実際にプリント革命でレンタルプリンターを契約し、実際に使って返却するところまでを実践してみました。

全体的な感想としては、レンタルしたプリンターの性能や使い勝手は、複合機としてあらゆるビジネスの現場でしっかり使える高機能なスペックであることを改めて実感できました。

それに加えて注文から返却までのプロセスも、手間がかからずスムーズに進めることができ、無駄な手間がかからないレンタルプリンターに魅力を今回改めて認識できた次第です。

この記事を書いた人

OLとして7年間中小企業に勤務したのち、Webライターとして独立。現在はプリンター関係の記事を中心に多数の媒体へ寄稿中。

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