HP(ヒューレット・パッカード)のコピー機、複合機の特徴

パソコンメーカーでお馴染みのHP(ヒューレット・パッカード)ですが、実はプリンターや複合機といったオフィス用品の製造にも強く、利用している方も多いでしょう。

しかし、HPのプリンターや複合機にはどういった特徴や、利用するメリット・デメリットがあるのか知らない方がほとんどです。

そこで今回は、これからHPのプリンターや複合機を利用しようと検討している方に向けて、HPの商品の特徴をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

目次

HP(ヒューレット・パッカード)という会社

HPはコンピューターや電子計測機器の製造・販売を手掛けるアメリカの企業です。設立は1939年となっており、世界中でHPの製品が利用されています。最近では、企業で扱っているパソコンのほとんどが、HPの製品であることが多く、「hp」と書かれたロゴを目にしない日はありません。

1999年にアジレント・テクノロジーと呼ばれる「電子部品」「医療機器」「化学分析機器」といった、製造を行う会社を設立したり、そこから電子計測器部門を独立して、キーサイト・テクノロジーといった会社を立てるなど、分離を繰り返して成長していきました。

日本のHP企業は、「株式会社日本HP」と呼ばれており、2015年に親会社から分社して誕生しました。ここから、PC事業だけでなく、プリンティング事業に取り組み始めていき、鮮明にコピーできる質の高い複合機やプリンターを製造しています。

HP(ヒューレット・パッカード)のコピー機の特徴

ここでは、HPの複合機やコピー機の特徴をご紹介します。大きく挙げられる特徴は以下の3つです。

  • セキュリティー対策が優れている
  • 世界のシェア率はかなり高い
  • インクジェット方式とレーザー方式の両方がある

まず1つ目は、セキュリティー対策が優れている点です。HP自体はPCの製造技術や、中に内蔵されているソフトウェアに関しての技術力が高いため、外部からの攻撃から身を守るセキュリティー対策に特化しています。

また、マルウェアによる侵入を防ぐだけでなく、侵入された際の対処を自動で行い、攻撃された部分を修復する機能が付いているため、データを安心して管理することができます。

2つ目は、世界のシェアはトップクラスであることです。後ほど記述しますが、国内ではあまり知られていないHP製品ですが、世界基準で見るとシェア率はかなり高いです。

もし海外支店や海外との取引がある企業は、国内トップの富士ゼロックスやキャノンのコピー機より、HPのコピー機を利用した方が、取引先との互換性が良く、仕事がスムーズに行える可能性が高くなるでしょう。

3つ目は、インクジェット方式とレーザー方式の2つがあることです。ブランドによっては、レーザー方式が主流であり、インクジェット方式のコピー機がない場所も少なくありません。

そんな中、HPは業務用でもインクジェットを採用しているため、画像を鮮明に印刷できると言った魅力があります。価格面でもコストを抑えることができるため、この点は注目されています。

HP(ヒューレット・パッカード)の劣る点

HPの劣る点は2点あります。まず1つ目は、価格が高いことです。本体価格やランニングコストが、国内シェアを誇る「富士ゼロックス」や「キャノン」の製品に比べて高く、他社の製品の方がコスト面で優勢になっています。

実際、製品自体の性能に差はありませんが、長期的な目線で見ると、コストパフォーマンスが低く、あまり評価されていません。

2つ目は、国内シェアが低いことです。導入事例が少ないと、利用する前にどんなデメリットがあるのか判断できず、利用しにくいといった問題があります。シェア率はトップの富士ゼロックスが約35%なのに対し、HPのプリンターは約0.2%のシェア率となっています。

オフィス用品を数多く扱っている某有名サイトを見ても、HPの製品は数点しか導入実績がなく、未知な部分が多いです。これらの点から、評価を正確に判断できず、他社の製品と劣ってしまうのでしょう。

まとめ

この記事では、HPの複合機やコピー機の特徴から、他社製品と比較して劣る点など詳しくご紹介しました。現在は様々な企業が複合機やコピー機を出しており、どれが自社に適しているのか判断が難しいと思います。

各製品には特徴がありますので、まずは1番重視したい機能があるかどうか、調べることをおすすめします。そこをポイントにして商品を選ぶことで、失敗する可能性がグッと減ります。ぜひたくさんの記事を読んで、知識を身に付けていきましょう。

この記事を書いた人

家電をはじめ、複合機などのオフィス備品にも強いWebライターです。今後は主にプリンターなどの備品を中心にリースやレンタル業界についても記事にしていきたいと思っています。

目次