プリンター・複合機の集約印刷機能とは|印刷コストは減るがデメリットも?

近年のプリンターや複合機には、集約印刷機能が搭載されています。一方で集約印刷機能のことがよく分からず、未だに使ったことがない人もいるでしょう。

本記事では、プリンター・複合機の集約印刷機能について解説したうえで、メリット・デメリットを紹介します。集約印刷機能のことがよく分かっていない人は、ぜひ参考にしてください。

プリンター・複合機の集約印刷機能とは?印刷ページを集約できる!

プリンター・複合機の集約印刷機能は、複数ページを1枚の用紙に集約する機能です。たとえばWordで2ページ分の文章を作成した際、1枚の用紙に対して2ページを横並びで配置します。2ページに限らず、4ページや8ページなどの多数ページも1枚の用紙に集約できます。

またプリンター・複合機の集約印刷機能は、コピーにも対応可能です。複数枚の書類がある場合、集約印刷機能で1枚の用紙にまとめられます。

複数ページを集約し、用紙枚数を1枚で済ませられるのが集約印刷機能です。

具体的な集約印刷

「2 in 1」は、2枚の原稿を1枚の用紙に印刷します。
縦長の原稿なら横に2枚並べて1枚にまとめ、横長の原稿なら縦に並べて1枚に集約します。

「4 in 1」は、4枚の原稿を1枚にまとめます。
並べ方は縦原稿の場合は縦方向に、横方向の原稿は横方向に並べます。
1ページ目から次ページに読む視線を、縦方向にする縦順と横方向に移動する横順があり、資料の特性や原稿作成段階から読みやすい工夫をする必要が有ります。

「8 in 1」は、概ね使用される集約印刷の限界で、8枚の原稿を1枚にまとめます。
並べ方は縦原稿の場合は縦方向に、横方向の原稿は横方向に並べます。
こちらも1ページ目から次に読むページを想定して、見やすい原稿を心がける必要が有ります。

メーカーごとの集約印刷手順

大型複合機コピー機で、集約印刷する手順を何社か見てみましょう。
機種によって異なるケースは有りますが、概ね同様の手順で行えます。

○富士フィルム

富士ゼロックスの時代から、印刷品質と実用的な機能には定評があります。
殆どの機種で集約印刷に対応しています。

原稿をセットして - コピーを選ぶ - 用紙を選ぶ - モノクロカラーを選択 -出力形式の選択 -まとめて1枚を選ぶ - 集約枚数(2枚・4枚・8枚)を選択 - 原稿の順番を選択

○キャノン

カメラ・レンズで高い評価を世界中で得ている光学技術は、大型複合機コピー機にも活かされています。
集約枚数で6枚に対応している機種があります。

原稿のセット - コピーを選ぶ - 集約枚数(2枚・4枚・6枚・8枚)を選択 - 原稿の順番等を選択

○シャープ

コンビニエンスストアにも導入されるシャープは、使いやすさに定評があります。

原稿のセット - シンプルコピーを選択 - ページ集約のON - 集約枚数(2枚・4枚・8枚)を選択 - 原稿の順番等を選択

プリンター・複合機の集約印刷機能のメリットは「経費削減」

複数枚の用紙を集約印刷機能でまとめると、インクと用紙の量を節約できます。通常は複数枚分のインク量と用紙枚数が必要なところ、1枚分で済むからです。結果的に、印刷にかかる経費削減につながります。

カウンター料金の削減

リース契約している大型複合機コピー機では、カウンター料金保守サービス契約を結んでいるケースが多くなります。
カウンター料金は、印刷する都度にカラー1枚20円・モノクロ1枚2円などの、具体的な料金が決められていて、この料金を支払うことで保守費用や消耗品の補充費用が免責されます。

小さなサイズでも大きなサイズでも、カウンター料金は変わりません。
そのため集約印刷を行う事で、カウンター料金が節約出来ます。

A4サイズの原稿100枚を通常のカラー印刷した場合、カウンター料金は2,000円掛かりますが、A3用紙に2枚を集約印刷した場合には印刷枚数は50枚で済むため、カウンター料金は1,000円で収まります。
小さくなることを承知で、同様の原稿をA3用紙に4枚納めれば、カウンター料金は500円になります。

100枚程度では「2 in 1」で1,000円程度の差額ですが、月に1万枚の印刷を行う事業所では、この集約印刷を行う事で、カウンター料金の支払いは10万円程度が削減出来る事になります。

用紙等の節約

コピー用紙の1枚あたりの単価は微々たる物ですが、集約印刷を行う事で数分の1に抑える事が可能で、年間にすると大きな金額が変わってきます。

集約印刷で印刷枚数が削減出来るだけでなく、稼働時間が少なくなれば電気代の節約効果も期待出来ます。

見やすくなる事も

ある意味瓢箪から駒ですが、複数に分かれていたページが1枚になる事で、見やすくなる効果が出ることが有ります。

文書ページと写真やグラフのページが、別項になっている場合などに効果的です。

プリンター・複合機の集約印刷機能のデメリットは「見づらさ」

集約印刷の、デメリットも考えてみましょう。

見づらくなる

集約印刷機能で複数枚のページを1枚の用紙にまとめると、その分文字や図は小さくなります。たとえば2ページを集約しようとすると1/2倍、4ページを集約しようとすると1/4倍のサイズまで小さくなります。集約しようとするページが多ければ多いほど、印刷された紙面は見づらいです。

特に人に見せるための書類の場合、集約印刷は向きません。見やすさを求めるなら、1枚1枚の印刷の方が向いています。

大きなサイズ用紙が必要

集約印刷を利用するには、大きなサイズ用紙が必要になります。
最もオフィスで利用されるのはA4用紙で、集約印刷を行う為にはA3サイズの用紙が必要になります。

A3サイズに対応していない複合機などでは、実用的に使える枚数サイズが限定されます。
流通量の少ないA3サイズは、A4サイズに比べて単価が割高になるケースが有ります。

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最大のメリットは、何枚印刷しても料金が変わらない点。つまり集約印刷せず、1枚1枚印刷しても、印刷費用は一定です。また保守代やカウンター代なども発生せず、サイトに記載された料金のみが発生します。料金設定が明瞭なので、気軽に利用できますね。

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