プリンターの買い替え時期と買い替え理由

「プリンターに寿命はあるの?」
「いつ頃が買い替えのタイミング?」

プリンターにも寿命があることはわかっているけど、具体的な期間を理解している人は少ないと思います。

この記事では、プリンターや複合機の具体的な寿命、買い替え時期や理由を解説していきます。プリンター・複合機の寿命の目安や買い替えのタイミングを理解することができますよ。

プリンターの寿命を知りたい、買い替えのタイミングで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

プリンター・複合機の寿命は耐用年数と総コピー枚数で決まる

プリンター・複合機の寿命のポイントは、

  • 耐用年数
  • 総コピー枚数

です。

プリンターと複合機の寿命を考える上で重要なポイントは耐用年数と総コピー枚数です。この2つは正常に動作する目安として、各プリンターや複合機に設定されています。

一般的なプリンターは耐用年数が3〜5年・総コピー枚数1万枚を超えたとき

家庭用などの一般的なプリンターの耐用年数は3〜5年、総コピー枚数は1万枚に設定されています。この年数やコピー枚数が一般的なプリンターの寿命です。

あくまでもメーカーが正常に動作する目安として設定しているため、使用している環境によって、寿命も変わってきます。定期的なメンテナンスをすることで、プリンターや複合機を想定よりも長く使用することもできます。

ビジネス向け複合機は耐用年数5年・総コピー枚数300万枚を超えたとき

ビジネス向けの複合機の寿命の設定は、耐用年数5年、総コピー枚数300万枚。複合機のスペックによって、前後はありますが、一般的なスペックの寿命の目安として、この数字を見ておいてください。

また、ビジネス向け複合機に関しても、利用頻度や使用環境によって寿命は変化してきます。利用頻度が多ければ多いほど、寿命も短くなるため、複合機の寿命を考えるときは、日々の印刷枚数を意識してみてください。

耐用年数や総コピー枚数を超えての利用も可能

プリンターや複合機を良い環境で使い、定期的なメンテナンスをした場合、耐用年数や総コピー枚数を超えて利用することも可能です。もちろん、寿命まで持たずに故障してしまうこともありますが、長期的に使用したい場合は、使用環境や利用頻度を整えていきましょう。

プリンター・複合機の買い替え時期

  • 耐用年数を超えたとき
  • 総コピー枚数を超えたとき
  • 製造年から10年経過したとき

プリンター・複合機の買い替え時期の目安です。ポイントはプリンター・複合機の寿命と部品の製造の有無です。順番に解説していきます。

耐用年数を超えたとき

1つ目の買い替え時期は耐用年数を超えたときです。これは、耐用年数が正常に動作することを想定して決められた期間だからです。プリンターや複合機の使用期間が耐用年数を超えた場合は、買い替えをおすすめします。

もちろん、耐用年数を超えて使用することも可能です。しかし、耐用年数を超えたプリンターや複合機は故障の可能性が高くなることも事実。耐用年数を超えて使用する場合は、メンテナンスなども含めたランニングコスト計算した上で運用しましょう。

総コピー枚数を超えたとき

総コピー枚数を超えたときも買い替え時期の一つ。こちらは、印刷の品質を保持できる印刷枚数になるからです。総コピー枚数を超えると、印刷の質が低下する可能性も高まってくるため、買い替えの時期としては適正な時期です。

耐用年数と同様に、総コピー枚数を超えて使用することも可能です。継続使用する場合は、印刷の質が低下する可能性も頭に入れて利用しましょう。

製造年から10年経過したとき

3つ目は、プリンターや複合機が製造から10年経過したときです。製造から10年経過した場合、メーカーでの部品の製造もしなくなることが多いため、部品交換などのメンテナンスができなくなるからです。

修理ができなくなるということは、買い替えを検討する時期として適していますよね。10年を待たずに、部品の供給がなくなることもあるため、メーカーでの修理用の部品の製造が終了したときと考えてもいいでしょう。

プリンター・複合機の3つの買い替え理由

  • 寿命を超えて正常に動作しなくなってきたから
  • 機能が足りないから
  • コストを抑えたいから

プリンター・複合機の買い替え理由のほとんどはこの3つです。あてはまることがあれば、プリンターや複合機の買い替えを検討してみてください。

理由1:寿命を超えて正常に動作しなくなってきたから

プリンターや複合機の買い替えを検討する理由の一つには、寿命を超えて正常に動作しなくなってきたということがあります。これは、印刷の質が求めるクオリティに達していなかったり、正常に動かないことで余計な手間が掛かってしまったりするためです。

そもそも、寿命を超えた時点でプリンターや複合機を買い替えてもタイミングとしては問題ありません。さらに、動作に問題が出てきた場合は、買い替えを検討する人が多いです。

理由2:機能が足りないから

業務に必要な機能が足りないということも、プリンターや複合機を買い替える理由の一つですね。機能が足りない場合は、業務に支障をきたしてしまうことがあるからです。具体的には、印刷の質やスピード、スキャナやFAXなどの複合機としての機能などです。

例えば、印刷のスピードが求めているものより遅ければ、業務が間に合わなくなることもありますよね。プリンターや複合機の機能が足りないと感じている場合は、買い替えを検討していきましょう。

理由3:コストを抑えたいから

プリンターや複合機の最後の買い替え理由は運用コストの問題です。印刷の質などには満足できているが、高いコストが気になるという人も多く、プリンターや複合機のコストを抑えるために、買い替えを検討することもあります。

実際に、プリンターや複合機を買い替えたことで、コストを抑えることができたパターンは多いです。プリンターや複合機のコストを抑えたいということも、買い替えを検討する大きな理由の一つです。

まとめ

プリンターや複合機には目安となる寿命が存在します。寿命の期間を過ぎて、使用できる場合もありますが、故障のリスクが高くなることも事実です。寿命を超えたプリンターや複合機を使用している人は、一度買い替えを検討してみることをおすすめします。

また、寿命以外のポイントで買い替えを検討したほうが良いときもあります。機能面やコストなど、いろいろな観点から、プリンターや複合機のベストな運用を検討していきましょう。

この記事を書いた人

家電をはじめ、複合機などのオフィス備品にも強いWebライターです。今後は主にプリンターなどの備品を中心にリースやレンタル業界についても記事にしていきたいと思っています。

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