コンビニ複合機じゃダメ?コンビニ印刷のメリット・デメリット

「ビジネス利用とはいえ小規模だったらコンビニの複合機でいいんじゃない?そのほうが安上がりかもしれないし」

複合機やプリンターの運用について、コンビニで足りるならそのほうがいいんじゃないの?とお考えの方もおられると思います。
確かに印刷の枚数が少ない場合はコンビニのほうが安上がりです。しかし、一定の枚数を超えるとコンビニの複合機を使うのは割に合わなくなります。

この記事では、コンビニ複合機の機能と、メリット・デメリットをまとめています。コスパの良い運用方法をお探しの方にとって役立つ記事となれば幸いです。

目次

高性能なコンビニの複合機

ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、コンビニの複合機はとても高性能で、その上印刷もきれいです。
コンビニの複合機でできる主な項目を以下に挙げてみました。

  •  コピー
  •  FAX
  •  写真プリント
  •  ネットワークプリント
  •  行政サービスとの連携
  •  PDF印刷
  •  スキャン
  •  メディア接続

通常の印刷やスキャン、FAXに加え、ネット上の画面の印刷、PDF印刷、記録媒体からの印刷、行政サービスとの連携などありとあらゆることができます。
機能としては、オフィスの複合機と同等かそれ以上ではないでしょうか。

CDROMやUSBメモリを接続できる点は、自宅にプリンターがない一般ユーザーにとって大変ありがたいものです。
印刷頻度が少ないユーザーは、近くにコンビニがあればわざわざプリンターを持つ必要がなくなります。

基本となる印刷の質も良く、ハイレベルな画質となっています。
コンビニの複合機には多数のメリットがあるため、印刷しようとコンビニへ行くと結構な確率で先客がいます。

コンビニ複合機のメリット

コンビニの複合機を使う上でのメリットは、リース代金や購入費用がかからず、ランニングコストもかからないという点です。
たまにしか印刷しない、という使い方であればコンビニの複合機を使ったほうがコスパよく運用できます。

あまり知られていないですが、マイナンバーカードがあればコンビニの複合機から、住民票などの証明書の取得できます。わざわざ役所で申請して待つ必要がありません。
このように、複合機そのものの性能がよく多機能という点も見逃せないポイントです。

コンビニ複合機のデメリット

多機能で印刷の画質もいいコンビニの複合機ですが、デメリットもいくつか挙げられます。まず1つ目は、印刷コストが高いという点です。

  •  白黒 10円~40円
  •  カラー 50円~80円

となっています、あまり印刷をしない場合は問題ないのですがまとまった枚数を印刷するとなるとコスパが悪くなります。
業務で印刷が発生する場合は、プリンターのレンタルかリースを考えたほうがいいでしょう。

そして、案外メリットとなるのが移動の手間です。近くにコンビニがある場合でも、都度印刷しにコンビニに行くのはかなりの手間になります。コンビニの複合機は待つことも多いので余計に手間に感じてしまうことでしょう。
できれば避けたい情報の持ち出しや、複合機に忘れ物をしてしまう事も気になる点です。

データ形式やフォントの制約

非常に便利なコンビニのプリンターは、セブンイレブンが富士フィルム製で、ローソン・ファミリーマートはシャープ製です。

何でも出来そうなマルチコピー機ですが、様々な制約があります。

メディアでデータを持ち込み印刷

通常のコピーやメディアを持ち込んでの印刷は、大手三社で横並びの価格です。

用紙サイズ 用紙種類 白黒/カラー 単価
B5 普通紙 白黒 10円
A4 普通紙 白黒 10円
B4 普通紙 白黒 10円
A3 普通紙 白黒 10円
B5 普通紙 カラー 50円
A4 普通紙 カラー 50円
B4 普通紙 カラー 50円
A3 普通紙 カラー 80円

持ち込めるメディアの種類は、店舗によって異なります。

○セブンイレブン

microSD・メモリースティックDuo・コンパクトフラッシュ/マイクロドライブ・CD/DVD・SDカード・USBメモリ

○ローソン

SDカード・miniSDカード・microSDカード・スマートメディア・×Dピクチャーカード・コンパクトフラッシュ/マイクロドライブ・メモリースティックDUO/メモリースティックPRODUO・USBメモリ・CD/DVD

○ファミリーマート

microSDカード・SDカード・miniSDカード・USBメモリー・コンパクトフラッシュ/マイクロドライブ・メモリースティック/メモリースティックDUO・スマートメディア・×Dピクチャーカード・CD/DVD

〇利用出来るファイル形式

データ持ち込みで利用出来るファイル形式は、PDF・JPEG・TIFFに限定されています。

ビジネス文書で多く利用されている、MicrosoftのWordやExcelのデータを持ち込んでも、印刷する事は出来ません。

MicrosoftのOfficeデータは、PDFにデータ変換して持ち込めば印刷は可能ですが、データの扱いが煩雑になり、修正等も簡単には出来ません。

ネットワーククラウドを利用する

MicrosoftのWordなどのデータ形式でも、ネットワークサービスを利用すればコンビニのマルチコピー機で印刷が可能です。

価格は大手三社共通で、メディア持ち込み時よりも高くなります。

用紙サイズ 用紙種類 白黒/カラー 単価
B5 普通紙 白黒 20円
A4 普通紙 白黒 20円
B4 普通紙 白黒 20円
A3 普通紙 白黒 20円
B5 普通紙 カラー 60円
A4 普通紙 カラー 60円
B4 普通紙 カラー 60円
A3 普通紙 カラー 100円

たとえば、Wordの場合は以下の制約があります。

〇セブンイレブン

10MB以下/1ファイルのWindows版 Microsoft® Word 日本語版 (拡張子「.docx」「.rtf」)に限られます。

対応フォントは、平成角ゴシックw5、平成角ゴシックw5p、平成明朝w3、平成明朝w3p、欧文14書体と、Arial,Arial Black,Arial Bold,Arial Bold Italic,Courier,Courier Bold,Courier Bold Italic,Courier Italic,Symbol,Times New Roman,Times New Roman Bold,Times New Roman BoldItalic,Times New Roman Italic,ITC ZapfDingbatsです。

〇ローソン・ファミリーマート

Microsoft® Word 2010/2013/2016 日本語版 (拡張子 docx)に対応していて、印刷出来る上限ページ数は、A3 1ファイル 30 ページまで・B5/A4/B4 1ファイル 50 ページまでで、対応フォントはWindows Server® 2016 搭載フォントと、Office Standard 2016 搭載フォントです。

印刷の機会が増えてきたらレンタルかリースを選択

コンビニの複合機は印刷以外にもFAX,スキャン、ネットプリントなどかなりの機能が搭載されており、印刷の画質も申し分なく活用しない手はありませんが、印刷代の高さと手間がデメリットとなります。

また、手元のパソコンにプリンターを接続している場合と比較して、単純に印刷が出来ず、データ形式やフォント・データーサイズなど、様々な制約がある上に、データによっては都度マルチコピー機のクラウドに、データを上げる手間を考えれば、効率は良いとは言えません。

印刷枚数が少なくてもコンビニまでの移動や待ち時間の手間がありますので、業務内で少しでも印刷する機会があれば、プリンターのレンタルかリースを考えた方が、結果的にコスパがよくなるかもしれません。
複合機のような多機能なものでなく、印刷用プリンターのレンタルであれば都度コンビニを使うよりはコストを抑えることができるでしょう。

初期投資がいらずに、消耗品の費用もレンタル料に含まれる、レンタルプリンターサービスの導入は、非常に合理的な手段です。

「プリント革命」では、たとえばBIJ-C8ライトプランなら、月に3,000枚の印刷コスト込みのレンタル料で、月額5,500円のレンタル料で複合機プリンターの導入が出来ます。

この記事を書いた人

家電をはじめ、複合機などのオフィス備品にも強いWebライターです。今後は主にプリンターなどの備品を中心にリースやレンタル業界についても記事にしていきたいと思っています。

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