調剤薬局の印刷コスト削減方法

調剤薬局を運営していく中の経費で、紙の印刷コストは見逃せない大きさがあります。
一人あたりの印刷枚数が多く、その中にはカラーで印刷する必要がある書類もあり、年間の印刷コストは高額になります。

調剤薬局は提携している医院の仕事が中心で、その規模や件数により印刷枚数は変わってきます。
モデルケースとして、午前と午後で各30名前後が来局する調剤薬局で試算すると、年間の印刷コストに150万円程度が掛かっています。
サービスの提供内容によっては、もっと金額が大きくなるケースもあるでしょう。

健康に寄り添う使命のため、ミスは厳禁であり神経を使う仕事です。
解りにくかったり、ミスを誘発したりする危険がある書類は、極力排除する事が必要で、その為にはカラー印刷も欠かすことは出来ません。

調剤薬局の印刷コスト削減方法について解説します。

目次

調剤薬局は印刷が必須

局内に関しては電子化・ペーパーレス化が進んでいても、患者様にお渡しするのは紙の書類であり、データでお渡しするわけにはいきません。

一人一人違う内容の薬剤の内容、厳格に決まった分量を決まったタイミングで服用する事を確実にして頂くために、患者様が帰宅してからも拠り所になる、解りやすい説明用紙が必要です。

処方された同時に服用する薬の中で、サイズや形の似ている物は多数有り、薬自体の色目や梱包されている印刷部分の文字カラー等で、患者様に間違いの無い様に確実に認識して頂く必要があります。そのため薬剤の説明に関してはコストが嵩んでも、モノクロで印刷する事は出来ません。

レセプト明細や領収書なども合わせれば、一人あたりに必要な印刷枚数は10枚を超える事が珍しくありません。薬剤の種類が多い患者様や、注意事項の多い方には、更に枚数が増えることもあります。

調剤薬局も事業所として運営されている側面から見れば、事務書類や提出書類に加えて、保管が必要な税務書類など、薬剤業務以外にも多くの印刷が必要です。

プリンターの購入やリースはプリントした分だけ費用が増える

調剤薬局の業務特性から考えれば、印刷業務が停止することは是が非でも避ける必要があります。

プリンターを購入した場合は、消耗品が切れれば業務の続行が出来ません。
調剤薬局では大量の印刷が必要で、消耗品のインクやトナーも大きな金額になり、サービスの充実を図れば図るほど、コストは増大します。
機器の不調で印刷不能になったり、読み取れない状態でしか印刷出来なくなったりすれば、仕事に大きな支障が出ます。

多くの調剤薬局では、サブとしてモノクロレーザープリンター等を購入する事はあっても、メインで購入プリンターを使用する事はリスクが高く、メインプリンターにはリースした大型複合機コピー機を導入する事が普通です。

大型複合機をリースで導入して、メンテナンスにカウンター料金保守サービス契約をすれば、消耗品のトナー等が使用中に枯渇することが避けられます。

プリンターは精密機械なので、使用する間にトラブルフリーで何年も正常に稼働し続ける事は困難です。カウンター料金保守サービス契約を結んでいれば、トラブル時にサービスマンが急行して対応にあたってもらえますが、その間も仕事を止めることは出来ないため、複数台を契約している調剤薬局も多くなっています。

調剤薬局はコンスタントに大量印刷するので、大型複合機コピー機を導入する業者にとっては、超が付く優良顧客です。そのため比較的安価なカウンター料金が設定されています。
しかし、枚数が多くなればトラブルの発生率も上がるので、極端な設定は出来ません。
カラー1枚10円・モノクロ1枚1円程度が、一般的な相場になります。

カラー印刷とモノクロ印刷のカウンター料金は大きな開きがあり、経費を考えて出来ればカラーを取りやめて、モノクロ一本にしたいところですが、トラブル防止のためには、カラー印刷を欠かすことが出来ません。

サービスを充実させる事や、解りやすい書類を心がけるほど、印刷コストは増大します。

プリント革命なら定額でカラー印刷し放題

サービスを充実させて、解りやすい書類を心がける事は、ライバルの調剤薬局が増加する中で、差別化するポイントにもなります。
顧客満足度を上げてトラブルを無くすためには、カラー印刷の増加は避けられません。

しかし、カラー印刷が増加しても、印刷コストが固定化出来る方法が有ります。
「プリント革命」のレンタルプリンターの導入です。

「プリント革命」のレンタルプリンターサービスは、規定の枚数なら月額料金以外に一切別途の費用が掛かりません。カウンター料金不要で、大量印刷を固定料金で行う事が可能です。
もちろん、インク・トナー代も別途必要無く、トラブル時には電話対応が受けられ、解決しない場合には、問題の無いプリンターの手配が即日受けられます。

午前と午後に30名程度の患者様に対して対応する調剤薬局では、1ヶ月に16,000枚程度の印刷をして、リースでカウンター料金を支払っている場合、カウンター料金だけのコストで91,200円が掛かります。リース代を15,000円とすれば、月額費用の合計は106,200円になります。

たとえば、プリント革命のビジネスインクジェットプリンターBIJ-E25のプリント放題プランなら、月額料金は25,000円です。これを2台導入する事で対応すれば、月額費用は50,000円です。

一ヶ月あたり56,200円の経費削減になり、一年では674,400円の経費削減になります。

この記事を書いた人

名古屋在住のIT・通信・格安SIMライターです。

プリンターはDOS時代のドットプリンターから使い始めて
初期のインクジェット、モノクロレーザープリンター
カラーレーザープリンターを使ってきて
モノクロ複合機を経てカラーデジタル複合機リースに到達。

業務用テキスタイル熱転写プリンター
業務用テキスタイルインクジェットプリンター見学に
国内・海外工場に何度も足を運ぶマニアで
日夜情報収集に励んでいます。

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