【コニカミノルタ】コピー機、複合機の特徴とは?気になる点を解説します

複合機やプリンターといった、オフィス機器を扱っている企業の方なら、1度は聞いたことがあるコニカミノルタですが、実際どんな企業なのか、そして、複合機などは他のブランドと比較して、どのような特徴があるのか知らない方が多いでしょう。

そこでこの記事では、コニカミノルタのプリンター・複合機の特徴と、他社商品と比較して劣る点など余すことなくご紹介します。これからオフィス機器を選ぶ方は、ぜひ参考にしてください。

目次

コニカミノルタという会社

コニカミノルタ(KONICA MINOLTA)株式会社は、「オフィス事業」や「プロフェッショナルプリント事業」、「ヘルスケア事業」から「産業用材料・機器事業」といった、幅広い事業を展開する、日本の大手電機メーカーです。

2003年から、カメラや写真の関連商品を製造していた「コニカ(東京)」と、コニカと同じくカメラや複写機といった商品をメインに製造していた「ミノルタ(大阪)」が経営統合して誕生したのが、「コニカミノルタ」となります。

コニカミノルタの連結売上高は約1兆円に上る程で、40,000万人を超える従業員が在籍している大規模会社です。売り上げの55%ほどがオフィス用品となっており、すでにコニカミノルタの製品を使っている場所も多いでしょう。

コニカミノルタのコピー機の特徴

コニカミノルタは、ブランドとしてはマイナーな立ち位置にありますが、実は国内市場ではシェア率が4番手とかなり上位の複合機・プリンターとされています。キャノンや富士ゼロックスと比べて「印刷の色味」の品質はかなり高く、細かい線や小さな文字も鮮明に印刷することが可能です。解析度は1,200dpiとなっており、写真のプリントでも本領を発揮します。

その他に、耐久性についてもユーザーからの評価が高く、「使用回数が多い割には、1度も故障したことがない」や「3年ほど利用しているが、印刷の質が落ちていなくて驚いている」といった、トラブルの少なさが特徴となっております。長期にわたって利用する会社に向いている複合機でしょう。

コニカミノルタの劣る点

コニカミノルタの劣る点は、以下の2点です。

  • コストパフォーマンスが微妙
  • ブランドの立ち位置がマイナーより

まず1つ目は、コストパフォーマンスが微妙な点です。富士ゼロックスやキャノンよりも本体価格や月額リース価格、カウンター料金が低いですが、数万円程度です。更には、サポート体制はキャノンや富士ゼロックスほど充実しておらず、全体的に評価をすると、良くも悪くも中間位置といった印象になります。

製品の頑丈さや画質の品質など、有名ブランドに負けないほどの特徴がありますが、あまり目立つことがなく、適切な評価を受けにくいことが、他社よりも劣っているでしょう。

2つ目は、国内でもマイナー商品である点です。コニカミノルタのプリンターや複合機の存在を知っている人は多いと思いますが、実際に利用している企業を目にする機会は少ないでしょう。

こういったマイナーな立ち位置にいるため、中古商品の流通数が少なく、リーズナブルな価格で手に入れることが難しくなっています。

まとめ

この記事では、コニカミノルタの複合機・プリンターの特徴や、他の企業の商品に劣る点をご紹介しました。キャノンや富士ゼロックスなどの有名ブランドと比べて、マイナーな位置にありますが、品質などはそこまで劣りません。

コニカミノルタ自体にある特徴を知ることで、あなたの企業に必要なものかどうか、正確に判断できるようになるので、常に情報集めをしましょう。

何も知らずに、有名だから〇〇社の複合機・プリンターを導入しよう、と考えてしまうと、後悔することが多いです。この点を理解して商品選択をすることをおすすめします。

この記事を書いた人

テックライター歴5年。通信・ハードウェア業界を中心に、BtoB関連のライティング案件を多数担当。

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