今話題の「サブスク」でプリンターが使える?!そのメリットをしっかりチェックしてみよう

近頃よく耳にする「サブスクリプション」とは一体どんなものなのかご存知でしょうか?

月額制で動画が見放題になるサービスや、音楽が聴き放題になるこのサブスクリプション、略してサブスクの契約をすでに利用している方も多いはずです。

そして実はビジネスでプリンターを使いたいときにもまた、このサブスクを使うとお得になることは、まだ意外と知られていないかもしれません。

今回はサブスクリプション契約について、そしてプリンターをサブスクで使うことのメリットについて説明していきましょう。

目次

所有せずに利用するサービス形態の手段の違いは?

戦後の高度成長期から昭和の時代は、所有することに意義があり、購入する価値観が重要視されている時代だったと言えます。
物が無かった時代に、頑張って仕事をして手に入れたい衝動が、経済を突き動かしていました。

物が巷に溢れてくる中で、所有する価値観から、所有することよりも、合理的に利用出来る方が、メリットが大きいという価値観が台頭します。

所有せずに利用する形態としては、大きく分けて「レンタル」と「リース」があります。

レンタルとリースの違い

レンタルとリースは、どちらも所有せずに利用すると言う形態です。

レンタルは必要な一定期間を借りる行為であり、その対価として月々のレンタル料を支払います。
リースは同じ借りるという認識で、レンタルと混同される事もありますが、中身は全く異なります。

リースは、契約者が利用したい機器等をリース会社が代わりに購入して、購入代金にリース会社の金利や経費を上乗せした総金額を、契約期間の月数で割った月額リース料を、契約者がリース会社に支払っていく契約形態です。

そのため、レンタルでは契約時に定められた最低期間をクリアすれば、借りていた物を返却する事で、新たな負担金が無く契約を終了する事が出来ますが、リースの場合は契約期間が終了するまで支払いの義務が生じ、契約途中でリースしていた物を返却しても支払義務は残り、サービスを享受しなかった残りの期間分まで、一括して支払う必要が生じます。

プリンターのリースとレンタルの違い詳細は、「プリンターリースとレンタルの比較」をご覧下さい。

所有しないで利用する場合の消耗品は?

一般的なレンタルやリースでは、契約によって導入される物に対して支払義務が生じて、利用する事によって消費する対価に関しては、別途利用者が支払います。

自動車のレンタルやリースで考えれば解りやすく、自動車を鑑賞目的だけで導入するユーザーは考えにくく、走行すればガソリンや軽油、今の時代なら電気を含めて、消費する燃料代の経費が必ず掛かってきます。

自動車の本体価格に比べれば、消費する燃料代の価格は小さいため、走行距離に比例して支払うガソリン代は大きな障害にはなりませんが、仮に2回から3回の給油で、本体価格を超えてしまうなら、本体を所有しないで利用する意義と価値観は、基本的に無くなってしまいます。

「そんな異様な商品は、この世には無いでしょ?」と考えがちですが、プリンターの世界においては、正しくそのものだと言えます。

プリンターの機種にも依りますが、数回のインク交換の代金の合計額だけで、本体価格を超えてしまう事は珍しく有りません。
これはプリンターのビジネスモデルが、本体価格は抑えて安価に販売して、ユーザーが利用する中で確実に消費するインクによって、利益を確保する形態であるからです。

そのためプリンターを所有しないで利用する場合、サービス提供者は消耗品までワンセットする形態を提案していて、リース契約ではカウンター料金保守契約を併せて締結しているユーザーが多く、レンタルではレンタル料に消耗品であるインクやトナーを含んだ、サブスク的レンタルプリンターサービスを提供している企業があります。

あらためて、サブスクはどんなサービスなのか?考えてみましょう。

サブスクとはどんなサービス?

サブスクリプションとは一言で言えば「定額制サービス」のことを意味します。
主に「××し放題」という事ですね。

音楽や映画が聞きたい放題・見たい放題、読みたい雑誌や本が読みたい放題、洋服やアクセサリーなどの装飾品を借り放題等が、一般的にサブスクと呼ばれるサービスです。

レンタルプリンターサービスにおけるサブスクは、さしずめ「インク・トナー使い放題」と言えます。

聞きたいCDや読みたい本を購入すれば、その都度費用が掛かりますが、サブスクで利用していれば、どれだけのCDを聞いても、読みたいだけ本を読んでも、定額の月額料金を支払うだけで済むため大人気になっています。

同様にレンタルプリンターサービスのサブスクは、本来なら印刷すればするだけ高額な費用が掛かる、インクやトナーの消耗品代金を気にせずに、好きなだけ躊躇無く印刷が出来るサービスのため、業務効率が上がり、印刷コストも大幅に下がるため、リースしていた大型複合機コピー機等のプリンターを、レンタルにスイッチする企業が増えています。

サブスクは「し放題」がウリですが、無制限ではありません。
リストに無いCDやDVDは視聴する事が出来ませんし、提示されていない雑誌や本は読むことも叶いません。
同様に、レンタルプリンターサービスのサブスクでも、通常の利用では必要充分な利用可能印刷枚数が提示されていて、何らかの上限枚数が規定されているケースが大半です。

レンタルプリンターでサブスクを利用するメリットとは?

では続いて、サブスクリプションでレンタルプリンターサービスを利用する、メリットについて紹介していきます。

レンタルプリンターサービスには、色々な企業が参入していて、サービスも様々です。
初期導入費用が掛かるサービスや、インクやトナーなどの消耗品に別途費用が掛かったり、別契約が必要だったりするケースも多く、それらはサブスク的にプリンターが利用出来るとは言いません。

サブスクで利用出来るプリンターとは、月額レンタル料だけで印刷「し放題」を実現しているサービスの事です。

プリンターをサブスクでお得に使う方法

例えば具体的な例を上げると、レンタルプリンターサービスの老舗である「プリント革命」には、「プリント放題プラン」というコースが用意されています。

このプリント放題プランとは、一般的にはプリントすればするほどインクやトナーなどの消耗品が消費され、使った分だけ消耗品費が発生するのですが、消耗品費が全てコミコミになっているサービスなのです。

どれだけプリントしても定額のサブスクのため、プリントすればするほどお得になるというのがこのプリント放題の特徴で、そういう意味では一般的なサブスクよりもさらにお得なサービスということができます。

ではこのプリント革命の印刷し放題のサブスクには、さらにどんなメリットがあるのかを、具体的にご紹介していきましょう。

月額のプリントコストを軽減できる

まずはなによりプリンターやコピー機が必要な時に、月額のプリントコストを軽減できるというメリットがあります。

ご自身でプリンターのインクを購入している方でしたら実際に経験済みと思いますが、プリンターの消耗品は思った以上に高額です。

しかしプリント放題を使えば、サブスク費用に消耗品台が含まれるのでどれだけプリントしても月額費用を節約できます。

そう聞くと「月額料金がもともと高いのでは?」と思う方もいるかも知れませんが、プリント放題の料金は月額 8,800円~とリーズナブルな価格設定になっているのです。

月額のプリントコストを定額にできる

月額費用がリーズナブルなプリント放題は、サブスクの定額制です。

そのため何枚プリントしても料金は定額になります。

プリンターの使い方によって月々のプリント枚数が一時的に増える時期があったりすると、ついプリントするのを遠慮してしまったり、上司や経理、総務部から節約するように支持が出たりと言った、効率的でない使い方になってしまいがちです。

しかし何枚プリントしてもリーズナブルな料金で利用できるプリント放題なら、必要な枚数を気にすることなく利用可能となります。

初期費用も無料になる

プリント放題プランの特徴は、月額料金以外に必要な料金がないことにあります。

そのため導入時の初期費用なども別途用意する必要がないため、はじめから月額料金だけの支払いでプリンターが使えるようになるのです。

このように初期費用が不要というのもサブスクリプションの大きなメリットであり、必要な時にプリンターを使えるため、経費的な負担を大きく軽減できるのです。

保守費用もサブスクに含まれる

コピー機や大型複合機をリースで使った経験がある場合、トラブルやメンテナンスのために基本契約以外の保守費用を支払っているはずです。

この保守費用もオプション的な契約でありながら、意外とコストがかさみ、経費的に圧迫されていることを実感しているのではないでしょうか。

ではこのサブスクのプリント革命の保守費用はどうなっているのでしょうか。

プリント放題の保守費用は、月額のサブスク料金に含まれているため、トラブル対応やメンテナンス他のための保守費用を別途支払う必要はありません。

なぜならプリント革命では基本的な保守メンテナンスはすべて、電話やメールを使った遠隔で実施しているからです。

もし現地に訪問してメンテナンスをしようとすると、全国各地にメンテナンススタッフを配置しなければならず、その結果コストがかさんで月額費用が高くなってしまいます。

しかし遠隔サポートであれば月額費用を抑えることが可能となります。

そうなるとサポートが本当に十分か心配になるかもしれませんが、しっかりとノウハウを蓄積しているためサポート満足度も高い数値を残しているので心配ありません。

万一遠隔でサポートしきれないようなトラブルの場合は、本体を即交換いたしますので、安心してプリンターを利用できます。

購入するより高性能の機種が利用できる

プリンターの機種によっては本体価格は思った以上に高かったりします。

そうなると自前で購入するために数十万円の初期費用が必要となりますが、レンタルプリンターのサブスクならそんな費用も削減できます。

高額な高性能機種が必要なのに初期費用の負担が大きいと希望する機種が使えなかったりするのですが、サブスクであれば本当に必要な機種を設置でき、思い通りにビジネスに活用できるようになるのです。

短期での利用も可能となる

サブスクリプションでプリンターを利用すれば、短期間の必要な時期だけの利用が可能となります。

サブスクリプションであれば、支払いは月額費用だけですから利用しなくなったら解約すれば無駄なコストは発生しません。

例えば一年のうちに必要な時期だけプリンターを利用し、使わなくなったら返却してコストダウンを図るという使い方も可能なのです。

ただしプリント革命では最初の6ヶ月以内で解約をされた場合、6ヶ月分の利用料金はお支払いいただくこととなりますのでご注意ください。

もちろん6ヶ月を超えれば、好きな時に解約が可能となります。

面倒な手続きや審査もいらない

レンタルプリンターの契約は非常に簡単です。

従来のリース契約などでは契約のために「審査」があったり、リース契約の書類が非常に複雑で手間がかかったりという事がありましたが、レンタルプリンターならオンラインで手続きするだけで、すぐに利用開始が可能なのです。

必要な時にすぐ使えるというのも、レンタルプリンターが人気となっている理由の一つと言えるでしょう。

このように今どきなプリンターの使い方は、サブスクを使って月額固定料金だけで利用するという方法です。

メリットだらけのサブスクの中でも、プリント革命のプリント放題プランは、より簡単に、そしてリーズナブルにプリンターが使えるようになりますから、まずは一度詳細をチェックしてみてはいかがでしょうか。

プリント革命のレンタルサービスについては、「プリンターレンタルサービス「プリント革命」のメリット」も、併せてご覧頂ければ幸いです。

この記事を書いた人

OLとして7年間中小企業に勤務したのち、Webライターとして独立。現在はプリンター関係の記事を中心に多数の媒体へ寄稿中。

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