プリンターレンタルは、有効活用することができれば便利なサービスですが、一方でいまひとつその恩恵を受けることができず、レンタル契約を解除してしまう方もいます。
プリンターレンタルをやめてしまう理由や、レンタルサービスをうまく活用するためのポイントについて、ご紹介していきます。
プリンターレンタルをやめる理由とは
レンタルプリンターを導入したものの、解約してしまったという理由として上げられるのは、やはりコストの問題です。
毎月の費用負担
プリンターのレンタルは審査も発生せず、迅速に導入できる強みが特徴的ですが、サービスプロバイダーや運用方法によっては、費用負担が大きくなってしまうこともあります。
短期からの利用が可能なぶん、プリンターレンタルはリース契約に比べて月々の利用料が高く、初期費用も発生することから、コストが大きくなってしまう場合があります。
導入効果を実感できない
プリンターレンタルのスピード感のある運用は利便性の高いサービスですが、パワフルな複合機を求めている場合、十分なスペックを実感することができないケースもあります。
最新の機種であるにも関わらず、プリンター周りの混雑は解消されず、加えてA3印刷にも対応できなくなってしまったということもあるものです。
プリンターのレンタルとリースの違い
このような問題から、プリンターをレンタルするか、リースにするかで悩む人もいるかと思います。両者の違いと特徴を押さえ、うまく活用しましょう。
長期運用ならリース契約は割安の場合も
リース契約には審査が必要で、尚且つ数年に及ぶ長期契約が必要です。
しかし初期費用がかからず、月額料金も低価格であるために、最終的なコストパフォーマンスに優れているとされています。
手軽な契約ならレンタルが便利
一方、レンタル契約は審査が必要なく、申込からすぐにプリンターを納品してもらうことができ、迅速な運用が可能です。
契約期間も日単位で選ぶことができるので、短期の利用にも適しています。
プリンターレンタルをする場合のポイント
プリンターレンタルも、事業者によって提供しているサービスは様々です。
レンタルの際の事業者の選び方や、有効活用の方法についてご紹介していきます。
印刷コストの軽減に注目する
プリンターレンタルはコストがかさみがちと言われますが、実は運用次第で大幅なコスト削減を図ることも可能です。
例えば、リース契約との併用です。リース契約は月額料金こそやすいものの、印刷枚数に応じて従量課金が発生する仕組みを導入しています。
そのため、印刷枚数が多ければ多いほど、料金は高くなります。
一方、プリント革命が提供するレンタルプリンターの場合、月額固定料金で印刷し放題のプランを採用しています。
枚数が多く、使うほどに負担が大きくなると悩んでいる場合、リース契約との併用で印刷コストを軽減することも可能です。
運用環境の整備を進める
リースの大型複合機近辺がいつも混雑しているという場合には、中型のプリンターを2台導入することで、混雑を緩和することができます。
同時に2台でプリントアウトすることができるだけでなく、部署ごとにプリンターを設置し、社員の印刷に伴う移動コストを削減することが可能です。
費用負担の軽減だけでなく、生産性向上にもつながる可能性を、レンタルプリンターは秘めているともいえるでしょう。
おわりに
レンタルプリンターを使って見たが、いまひとつ効果を実感できないという声もあります。
しかし、運用環境や目的を見直すことで、今よりもさらに負担を軽減し、効率化を進められる可能性も、しっかりと確認しておくべきでしょう。