学習塾の印刷コスト削減方法

学習塾の運営には、紙で印刷するプリントが欠かせません。
年間では相当な枚数になり、印刷コストは膨大になります。

生徒数の規模によって、印刷枚数は変わってきますが、100人程度の学習塾で試算すると、年間の印刷コストが150万円程度は掛かり、場合によってはもっと掛かる事も珍しくありません。

印刷枚数を減らして、生徒や保護者へのサービスを削る事でコスト削減するのは、明らかに戦略としては本末転倒です。
同じ枚数か、それ以上の枚数の印刷を行っても、学習塾の印刷コストを大幅削減する方法を解説します。

目次

学習塾は印刷が必須

子供の教育にデジタル化がどれほど進んでも、入試を含めた試験では、基本的に紙と向き合って回答することが求められます。
時間内に正確に書く訓練は、普段から繰り返しする事でしか身につきません。

生徒の学習の進行度はそれぞれ違います。
苦手な分野・問題は、何度も復習と再チャレンジを繰り返して、克服を手助けする事が必要です。適切な内容のプリント枚数は、学力向上に直結します。

そのまま問題集を繰り返して使うと、過去に書き込んだ内容から回答を連想させるケースも多くあり、本来必要な力を付けさせることが困難になります。

真っ新な問題用紙に向き合う環境で、同じ問題を繰り返し印刷する事により、学力の向上に繋がります。小テストや課題テスト、宿題のプリント等で、生徒の学力向上を熱心に考えるほど、配布するプリントの枚数は増えていく傾向に有ります。

保護者に対しても、紙によるプリント配布は重要です。
プリントで子供の状況をマメに伝える事や、時期に応じたアドバイス等で信頼を勝ち取り、経営を安定させて、親達の口コミから未来の生徒に繋げる努力も必要です。

学習塾は事業所としての側面が当然有るため、事務書類や提出書類に加えて保管が必要な税務書類など、多くの印刷行為が必要になります。

プリンターの購入やリースはプリントした分だけ費用が増える

少人数から始めた学習塾なら、コンビニでプリントする事の効率の悪さに気が付いて、コピー機能の付いた、インクジェットプリンターを購入するケースが多くなります。

しかし、印刷枚数が増えてくると、消耗品であるインク代の費用が、比例して大きくなってきます。

プリンターは精密機械であり、長期的にノントラブルで稼働する事は基本的にありません。
調子が悪くなったプリンターに、あれこれ格闘して時間を費やし、仕事の効率が大きく阻害されてしまう事と、多額になるインク代に嫌気がさして、大型複合機コピー機のリース導入に踏み切るのが、次のステップです。

カウンター料金保守サービス契約を結べば、プリンターのトラブルに悩んで時間を費やす事が無縁になり、トナー切れで仕事が止まる事も無くなります。
しかし、子供達の為を思って熱心な指導を行い、印刷効率の良くなったプリントを繰り返していると、カウンター料金は比例して、どんどん高額になっていきます。

カウンター料金はモノクロとカラーが別途に設定されていて、費用も大きく異なります。
実際に学習塾に設置してあるプリンターで、「カラー印刷禁止!」のステッカーが貼ってあるコピー機を見たことが有ります。
特に社会や理科などの科目では、解りやすい図解表記などカラー印刷の方が適しています。

子供達の理解に繋がる為のプリントであるのに、高額になるカウンター料金対策の為に、解りにくいモノクロ印刷を繰り返していれば、学習塾の信頼低下にも繋がりかねません。

プリント革命なら定額でカラー印刷し放題

別項で詳しく計算を行ってみましたが、生徒数100人規模の学習塾では、年間におおよそ150万円程度の印刷代が掛かっています。

この数値は、大型複合機コピー機をリース導入して、リース料は月額15,000円で、カウンター料金保守サービス契約で、モノクロ1枚2円・カラー1枚20円と仮定した場合の計算です。

年間にプリントする枚数の内訳は、カラーとモノクロ合わせて、生徒が使うプリントが81,120枚・保護者向けのプリントが1,248枚・その他、事務用書類や事業所としての必要書類の印刷が3,600枚で、年間に印刷する合計枚数の合計は85,968枚です。

プリント革命のレンタルプリンターサービスは、モノクロ・カラーを問わずカウンター料金が不要で、決められた月額料金のみで大量印刷が可能になります。

トラブル時には、カウンター料金保守サービスの様にサービスマンの派遣はありませんが、レンタル期間中は遠隔保守サービスが無料で受けられて、充実したサポートが受けられる他、プリンター自体の機器が不調に陥った場合は、速やかな代替プリンターの手配が受けられます。

同じ印刷内容を、プリント革命のプランで金額シミュレーションをしてみます。

BIJ-B18プラン

BIJ-B18プランは、A3サイズ用紙まで対応するプランです。
月額料金は18,000円で、年間に掛かるのは216,000円になります。
同じプリントを行っても、年間に120万円以上の経費削減になります。

BIJ-B18プランは、1分間の連続印刷枚数が20枚程度です。
大型複合機コピー機でも20枚程度のスペックの機種はありますが、最新の高性能機種なら40枚程度のものもあります。

効率を求めるなら、BIJ-B18プランを2台導入する事で1分間に40枚以上のスペックを実現出来ます。

BIJ-B18プラン ×2台

月額料金は、2台で36,000円になります。年間に掛かるのは432,000円になります。

高性能な大型複合機と同様のスペックを求めても、年間100万円以上の経費削減が可能です。

 

この記事を書いた人

名古屋在住のIT・通信・格安SIMライターです。

プリンターはDOS時代のドットプリンターから使い始めて
初期のインクジェット、モノクロレーザープリンター
カラーレーザープリンターを使ってきて
モノクロ複合機を経てカラーデジタル複合機リースに到達。

業務用テキスタイル熱転写プリンター
業務用テキスタイルインクジェットプリンター見学に
国内・海外工場に何度も足を運ぶマニアで
日夜情報収集に励んでいます。

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