コピー機・複合機をリース契約する場合、月額料金だけでなく「カウンター料金」も毎月支払わないといけません。
カウンター料金はコピー機ごと、あるいはリース契約を結ぶ業者によって違うので、オフィスのコスト削減につなげるには事前に料金を確認・比較しておく必要があります。
今回は「コニカミノルタ」のコピー機・複合機をリース契約する場合のカウンター料金を紹介しますので、契約を考えている方はぜひ参考にしてください。
そもそもカウンター料金とは?
カウンター料金とは、カウンター単価と印刷枚数をかけて算出される料金のことです。モノクロ印刷とフルカラー印刷のカウンター単価は違い、フルカラー印刷のほうが使うインクの種類が多いので単価は高くなっています。
カウンター料金の計算方法は、
「カウンター料金=(モノクロ単価xモノクロの印刷枚数)+(フルカラー単価xフルカラーの印刷枚数)」
です。
カウンター単価はコピー機の種類やリース会社によって変わるので、印刷にかかる費用を削減するためには事前に確認しておくべきです。
印刷枚数は、コピー機・複合機についているカウンターでカウントされており、月末など毎月決まった日に1ヶ月のカウント数が集計されます。
コニカミノルタのカウンター料金の相場は?
コニカミノルタに限った話ではないですが、カウンター料金はどこでリース契約をするかで単価が違います。
たとえば、リース会社Aではモノクロ単価は2.5円だったのに、リース会社Bでは3.0円の場合もあるということ。そのため、事前にいろいろなリース会社の料金を調べて、安いカウンター料金で契約できる会社を選びましょう。
ボッタクリ価格で契約してしまわないよう、まずはコニカミノルタのカウンター料金の相場を知っておいてください。
コニカミノルタのカウンター料金の相場
- モノクロ単価 2.6円
- カラー単価 13.2円
よくリース契約されるメーカーのコピー機・複合機全てのカウンター料金の平均価格は、モノクロ単価が3円ほど、カラー単価が18円ほどなので、コニカミノルタは平均より安いカウンター料金と言えます。
コニカミノルタ複合機のカウンター料金に関する情報!
カウンター料金は最低料金が定められており、機種ごとに、あるいは印刷速度ごとに料金が違います。
カウンター料金は月の印刷枚を少なくすればコスト削減につながりますが、最低料金以下にはできません。
月に数十枚しか印刷しなかったとしても最低料金は支払う義務があるので、こちらも事前に調べておく必要があります。
コニカミノルタでリース契約した場合の最低金額は以下のとおりです。
コニカミノルタの最低料金
機種名 | 印刷速度/分 | 最低金額 |
Bizhub C250i | 25枚 | 2000円 |
Bizhub C300i | 30枚 | 3000円 |
Bizhub C360i | 36枚 | 4000円 |
Bizhub C450i | 45枚 | 6000円 |
印刷速度が早いということは印刷する頻度が高く、月の印刷枚数も多くなるということです。そのため、最低料金も速度が上がるにつれて高くなっています。カウンター料金を節約したいなら、最低料金を目安にすると損をせずムダも省けるでしょう。
まとめ
コニカミノルタだけに関わらず、コピー機・複合機をリース契約するならカウンター料金が必要となります。
カウンター料金は最低料金より安くはならないので、月に何枚くらい印刷するのかざっくりと事前に調べておくと良いです。
印刷1枚につき発生するカウンター料金は、適当にリース契約をしたり、フルカラー印刷を使いすぎると、思ったより経費を圧迫してしまう場合があります。
契約前にカウンター料金を確認し、1ヶ月の印刷枚数をどれくらいに抑えておけば安く済むのかを考えながら利用しましょう。