プリント革命でBIJ-C8をレンタル申込みから利用、返却までを実践してみたのでレポートします

BIJ-C8は、プリンターとしてはミニマムな構成で、対応用紙サイズはA4まで。用紙は手差しで、コピーやスキャンの際はカバーを開けて原稿をセットするというスタンダードな使い方が基本となります。

そのため、プリント革命のプリンターラインナップの中では一番お得な料金設定となっていて、プリントし放題プランでも驚くべきことに1万円を切る月額料金を実現しています。

ではこのBIJ-C8は、実際に使ってみた時に、どんな使い勝手となるのでしょうか。

目次

プリンターの注文から設置まで

プリント革命ならウェブから簡単注文

プリント革命のレンタルプリンターは、ウェブから簡単に注文できます。

注文は、

https://printing.ink-revolution.com/register

にアクセスし、希望する機種のプランと数量を選択。
その下にある各種情報を入力して注文すれば、すぐに手配が始まります。

プリンターは宅配便で配送され、届いたらすぐに設置準備が可能です。

今回紹介するBIJ-C8はコンパクトな機種で、箱も大きくなく設置もカンタンと言えるでしょう。

まず箱を開け、本体を取り出しましょう。

用意している設置場所にプリンターを置いてみましたが、この大きさなら邪魔になることもないはずです。

本体を包むビニールと、梱包のためのテープを外して電源オンで、初期設定のスタートです。

初期設定もカンタン

BIJ-C8はコンパクトタイプのプリンターで、普段家庭でプリンターを使っている方なら戸惑うことなく初期設定も完了するはずです。

さらに、コンパクトモデルでありながら、カラー液晶が装備されていますので、初期設定の手順もこの液晶にアニメーションで表示されます。

ただし確実に設定するためには、やはり取扱説明書をきちんと読みながら、作業を進めていく方が良いでしょう。

インクカートリッジの取り付け

初期設定のポイントになるのはインクカートリッジの取り付けです。

とは言っても、家庭用プリンターでインクカートリッジの交換や取り付けをしたことがある方なら、それほど難しいものでもありません。

カートリッジの向きと、それぞれの色の順番をしっかり確認しながら作業を進めていきます。

カートリッジをセットして蓋を閉めたら、用紙トレイにA4用紙をセットし、準備完了です。

パソコンとの接続

BIJ-C8は、Wi-Fi接続でパソコンとつながりますので、説明書の手順に沿って作業を進めます。

パソコンとの接続は、初期設定を完了してからでもあらためて行えます。

その場合は、液晶画面の画面下にある「歯車」アイコンをタップし、「本体設定」→「LAN設定」→「Wi-Fi」と進み、自分の環境に合わせた設定をしましょう。

実際にBIJ-C8を使ってみた印象は

さて、初期設定が終わったら、いよいよ実際にプリンターを使ってみました。

今回はリーズナブルなコンパクトモデルということで、どんな印象となるか気になるところです。

リーズナブルモデルBIJ-C8の印刷品質は?

プリント革命のレンタルプリンターの中で、リーズナブルなモデルともいえるBIJ-C8をチェックするにあたって気になるのは、やはり印刷品質ではないでしょうか。

実際にプリントして試してみましたが、一般的なビジネス文章を印刷した場合の文字のにじみやかすれはほぼないといって良いレベルでした。

写真のプリント品質ですが、普通に見る分にはこちらも問題ないクオリティーなのですが、写真にもよるとは思いますが、例えば人物の髪の毛の部分など、黒の「ベタ塗り」に近いところに、インクジェットプリンターならではの「縞」が一部見受けられるところもありました。

そこまで画像の印刷クオリティーにこだわる必要はないのですが、写真によってはこのようなやや気になる「クセ」が出てしまうかもしれません。

このあたりはやはりローコストモデルの機械的な理由で、どうしてもハイエンドモデルとは差が出てしまう部分でしょう。
もちろんすべての画像で現れる現象ではありませんので、普通のレベルの印刷であれば気になるものでもありません。

印刷スピードは標準的

ローコストモデルですから目を見張るほどスピーディーに印刷できるというわけではありません。

しかし通常のビジネスユーズで、イライラするほど遅いわけでもなく、平均的なスピードで印刷できます。

ただしカセットがないため用紙セットできる枚数が限られていますし、大量のプリントを一気にしたいという方には、ハイエンドモデルの方がオススメといえるでしょう。

あくまでスタンダードモデルの機能面

機能面では、対応している用紙サイズがA4までに限られてしまうのが特徴となります。

ただし最近ではビジネスで使う用紙サイズはほとんどがA4で限定されていますから、大きな図面をプリントしたいなどといった特別なニーズでなければ、A4まででほとんど問題はないはずです。

リーズナブルなモデルでありながら、両面印刷には対応していますので、用紙の節約に役立ちます。節約の他にも冊子など製本したい場合に両面印刷機能が活躍するはずです。

使い勝手

BIJ-C8はコンパクトモデルですから設置場所が低い位置になると、本体正面にある液晶や操作ボタンが見えにくくなってしまいます。

そのためフロントパネル部分は上に90度ポップアップできて、液晶画面が上にするのが基本ポジションとなり、そのおかげで操作性がグンと向上しています。

コンパクトでありながらこのような使い勝手もしっかり考慮されているため、基本機能を使う分にはまったく不満がないと言っても良いのがこのBIJ-C8でした。

●返却の方法

プリント革命のサービスは、注文から返却までオンラインで手軽に済ませられます。

もし契約を終了して本体を返却する際には、ホームページのお問い合わせから返却する旨を連絡します。

折り返し返却日などの連絡がありますので、その日までにプリンターが届いた時の箱に梱包しておきます。

返却は宅配便事務所やコンビニに持ち込む必要はなく、ヤマト運輸のドライバーが集荷に来てくれますから、手間いらずです。

●BIJ-C8をオススメしたい使い方とは

BIJ-C8のプランはプリンターとしての本体の性能はそこまで必要なく、基本機能だけでオッケーだけど、リーズナブルな料金でプリント放題プランを利用し、ガンガンプリントしたいというニーズに最適なのではないでしょうか。

一般的なオフィスユーズなら原稿の読み込みや用紙のセットを自動化する、オートシートフィーダや用紙トレイがあった方が便利に使えますが、そのような機能は不要だから、少しでも月額料金を抑えたいという声もたくさんあります。

用紙サイズも通常のビジネスで使われるA4だけでOKという場合も少なくありません。

そのような使い方なら基本機能だけのBIJ-C8で十分対応可能ですから、安く上がった月額料金をプリント放題プランに回して好きなだけ印刷できるようにしたいという人にはぴったりの機種でしょう。

この記事を書いた人

OLとして7年間中小企業に勤務したのち、Webライターとして独立。現在はプリンター関係の記事を中心に多数の媒体へ寄稿中。

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