「裏紙印刷で印刷コストを削減したい」
「プリンターや複合機で裏紙印刷するのってどうなの?」
印刷コストを削減するために、プリンターや複合機で裏紙印刷をしている人は多いと思います。その中で、裏紙を利用するメリットは分かっていても、デメリットに気づいていない人は多いです。
この記事では、印刷コストが掛かるポイントと裏紙印刷のメリット・デメリットを解説していきます。この記事を読めば、印刷コストを削減するために、実は裏紙印刷がおすすめできなかったことがわかります。
裏紙印刷をしている人や、これから裏紙印刷を導入しようか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
印刷コストは大きな経費
印刷コストを考えるときは、いくつかの要素があります。それは、インク代や用紙代、プリンターのリースの運用コストなどです。順番に解説していきます。
インク・トナー代と用紙代
印刷コストを見る上で、わかりやすいポイントがインク・トナー代と用紙代ですね。消耗品のため、目に見てわかる指標です。使用量と価格があれば、月々にどのくらいのコストが発生しているのかわかります。
印刷コストを把握するために、インクやトナー、用紙の使用量や価格は、定期的に確認しておきましょう。
プリンター・複合機のリースやレンタルでの運用コスト
プリンター・複合機をリースやレンタルで利用している場合は、月々の利用料が発生しています。また、印刷した際のカウンター代も同時に掛かることが多いです。基本的には、プリンター・複合機の利用料とカウンター代を合わせた金額が印刷コストになります。
サービスによって、インク・トナー代、用紙代がコミコミの場合もあれば、別々になっていることもあります。印刷に掛かるコストがどこに発生しているかは、人それぞれ異なるため、しっかりと把握しておくことが大事です。
意外に大きい印刷コスト
日々、何気なく利用しているプリンターや複合機ですが、印刷コストを確認してみると、その金額に驚く人も多いです。例えば、1台の複合機を利用する場合、リース・レンタルで利用したとしても、月々数万円の費用が発生してきます。
これが、数台、数十台となれば、ものすごい金額になりますよね。実は、印刷コストが大きな経費になっていたということは珍しくないのです。
裏紙印刷のメリット
裏紙印刷のメリットはただ一つ、用紙が削減できることです。使わなくなった用紙の裏側を利用することで、新しい用紙の使用量を減らすことができます。結果的に、印刷にかかるコストを削減していくことができますね。
実際に裏紙印刷を推奨しているところでは、重要な内容以外の印刷で、積極的に裏紙を活用していることが多いです。
裏紙印刷のデメリット
裏紙印刷には多くのデメリットがあります。裏紙印刷を導入する際は、メリットとデメリットを比較し、検討することが重要です。
プリンターに負荷がかかる
一つの機能として、裏紙印刷できるプリンターはありますが、基本的なプリンターは裏紙印刷を推奨していません。そのため、裏紙印刷した際に、紙詰まりなどのトラブルを発生することがあります。
紙詰まりなどで、プリンターに負荷が掛かり、故障の原因になる可能性もあることは頭に入れておきましょう。
手間が掛かりやすい
2つ目のデメリットは手間が掛かりやすくなることです。これも、裏紙印刷による紙詰まりなどのトラブルが原因にあります。プリンターに負荷が掛かると共に、トラブル解除には人の手も必要になるからです。
例えば、紙詰まりの場合は、カバーを開けて、詰まった用紙を取り除く必要がありますよね。また、ひどい場合には直すことができず、技術者の保守対応をしてもらわなければならないということも。
裏紙印刷には、手間と時間が掛かってしまう場合もあることを忘れないでください。
情報漏洩のリスクが高まる
最後のデメリットは、情報漏洩のリスクが高まること。これは、裏紙印刷の最大のデメリットです。どんな情報が重要なのかという判断を統一することは難しく、人によってその判断に差が出てきます。
そのため、ある人にはとても重大な情報が、裏紙として利用されていることも少なくありません。裏紙印刷には、セキュリティ上のリスクを増やす可能性があります。
昨今、個人情報をはじめとした、会社や業務の情報管理はとても厳しくなっています。情報漏洩には、社会的信用の暴落や、悪用された場合の損害賠償など、さまざまなリスクがあります。
情報漏洩のリスクとコスト削減を十分に比較した上で、裏紙印刷の導入を検討していきましょう。
まとめ
この記事では、印刷コスト削減のための裏紙印刷のメリット・デメリットを解説してきました。結論として、印刷コスト削減のために裏紙印刷はおすすめできません。理由は、デメリットの方が大きいからです。
印刷コストを削減するために、裏紙印刷以外にもできることはあります。印刷コストを下げていきたいのに上手くいかないと悩んでいる人は、ぜひ、プリント革命にお気軽にご相談くださいね。