建設現場、施工会社、仮設事務所の印刷コストを削減したときの失敗談

印刷する書類が多く、プリンターの稼働頻度が高い業種の一つが建設業界です。
仮設事務所では日夜変わる状況を書面にまとめて、公的機関への申請や本社への報告、外部業者とのやり取りが連日続きます。

建設現場・施工会社・仮設事務所では、コスト削減の中の具体的な項目の中に、印刷コストの削減が常に入っていて、頭の痛い問題です。

印刷コスト削減への取り組みは、建設現場で簡単ではありません。
試行錯誤する中で、数々の失敗を重ねてきました。

そんな建設現場で起こった、印刷コスト削減の失敗談を見てみましょう。

目次

文字を小さくして集約印刷にした

集約印刷は、印刷コストの削減手段として、広く一般の企業でも用いられている手法です。

購入したプリンターや、リース導入でカウンター料金保守サービス契約を結んでいるプリンターを使用する場合は、印刷枚数を減らすことが経費の削減に直接繋がります。

集約印刷はプリンターの印刷機能の一つで、1枚の紙に何枚分かの印刷をする事です。
A4サイズのプリント資料が4枚ある場合、普通に印刷すれば4枚印刷をしますが、A3サイズの用紙1枚に4枚分を印刷する事で、購入したプリンターの場合はインクの節約・リース導入したプリンターの場合はカウンター料金を1/4に節約出来ます。

ある仮設事務所では、実際に集約印刷で印刷コスト削減を実施してみました。
確かに印刷コストを削減する方法としては即効性もありますが、文字サイズは半分以下になり、とても読みづらい書類になります。

公的な申請種類の場合は、そのまま提出する事は出来ません。
外部に提出する書類は、A3に2枚印刷してサイズ変更無しの集約印刷をしますが、A4サイズに裁断する必要があり、余分な時間労力が掛かる上に、裁断に問題があれば再度そのページを印刷することになります。

チェックシートでは記入欄が小さくなり、手書きの文字が一層書類を見づらくします。
現場の職人さん達から大いに不評で、伝達の行き違いも生じました。

実際に集約印刷を行ってみて、不都合のある場合は従来の印刷方法に戻す事例を繰り返した後に、すべては元の印刷方法に戻っていました。

建設現場の印刷コスト削減方法として、集約印刷は向いていません。
印刷コストの削減には、印刷枚数が増えても一定の月額料金で固定化出来る、「プリント革命」のレンタルプリンターサービス導入が最適です。

カラー印刷をやめた

カラー印刷を止めてモノクロだけにする事も、印刷経費削減の方法の一つとして効果的です。直ぐにでも始められる即効性もあります。

プリンターを購入している場合は、高額なカラーインクの購入をする必要が無くなり、リースプリンターの場合は、1/10程度にカウンター料金が抑えられます。

ある事務所ではカラー印刷禁止にしたところ、打ち合わせを行った施工主から早々にクレームが入りました。
デザインイメージや備品の仕様を説明するのに、モノクロでは現実的に無理があります。

現場の指図書も、以前は重要な部分を赤で注意喚起していましたが、モノクロにする事によって伝達ミスが起こり、早々に取りやめになりました。

「プリント革命」のレンタルプリンターサービスなら、カウンター料金が無くモノクロでもカラーでも必要な書類はどんどん印刷を重ねても、決められた月額料金固定で、仕事の流れを止める事無く印刷コストの削減に失敗しません。

印刷コストが削減できても新たな弊害が生まれる可能性がある

印刷コストを削減しても、業務効率の悪化で失われるコストや、トラブルが発生してリカバリーに労力を費やすコストと見合わなければ、意味がありません。
印刷コストの減少と、それによって生まれる新たな弊害を、天秤にかける必要があります。

必要な書類は、解りやすく間違いの無いようにする必要があり、作業効率を考えてもカラー印刷が最適です。

購入・リースしたプリンターでは、印刷枚数の増加と比例して、印刷経費も増えていきます。
しかし、印刷枚数を増やして何度も確認を行い、必要ならカラーでの印刷が増やして仕事を進めても、月額料金固定で印刷出来る「プリント革命」のレンタルプリンターなら、印刷コストを増加させる事がありません。

「プリント革命」なら枚数を問わず、カラーで印刷しても、モノクロで印刷しても、月額の印刷経費が変わりません。

建設現場には、「プリント革命」のレンタルプリンターサービスをオススメします。

この記事を書いた人

名古屋在住のIT・通信・格安SIMライターです。

プリンターはDOS時代のドットプリンターから使い始めて
初期のインクジェット、モノクロレーザープリンター
カラーレーザープリンターを使ってきて
モノクロ複合機を経てカラーデジタル複合機リースに到達。

業務用テキスタイル熱転写プリンター
業務用テキスタイルインクジェットプリンター見学に
国内・海外工場に何度も足を運ぶマニアで
日夜情報収集に励んでいます。

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