購入したプリンターからプリント革命に切り替えたときの保守の比較

プリンターを購入して使用していた方が、プリント革命のレンタルプリンターに切り替えるケースが増加しています。

コンスタントに枚数を印刷する方にとって、購入するよりもプリント革命のレンタルの方が、費用的な面でのメリットが有る事は別項に述べましたが、それだけではありません。

精密機械であるプリンターは、物理的に高速で稼働するパーツを持ち、100分の1ミリ単位を制御しています。そのため、使用する中で必ずトラブルが発生します。消耗品であるインクやトナーが枯渇すれば、全く機能を果たすことが出来ません。

プリンターを購入から、プリント革命のレンタルに切り替えた時の、保守について比較検証します。

目次

メーカーの保守

通常時の保守

購入したプリンターは、問題無く稼働している間は特別な保守はありません。
インクやトナー等の消耗品が切れた場合は、使用者自身が手配する必要があります。

家電量販店等のお店に出向く手間や、通販購入時に安く販売しているサイトを探す手間が掛かり、購入時には費用が当然掛かります。
メーカー純正の消耗品以外を購入した場合には、それ以降のメーカー保証が使えなくなるため、注意が必要です。

トラブル時の保守

メーカーの保守は購入時から1年間です。

この期間中に起きたトラブルは、使用方法に問題の無い限りメーカーの対応が受けられます。保証書を紛失した場合は、全ての保守を受ける事が出来ません。

まず電話サポートを受ける事になりますが、メーカーによっては多くのユーザーを相手にしていることから、繋がりにくいケースも有ります。

電話で解決出来ないトラブルの場合は、メーカーの修理サービスセンター等へプリンターを送る事になりますが、代替機の貸し出しは基本的に無く、その間はプリンターを利用できないことになります。

1年間の保証期間が経過した後は、トラブルが発生した場合の修理代はユーザーが負担します。修理見積金額によっては、新たなプリンターを購入する事になります。

プリント革命の保守サポート

プリント革命では、保守サポート料金を別途請求していません。

月額レンタル料以外には、カウンター料金等の費用が基本的に発生しませんが、的確で手厚いサポートに定評があります。

通常時の保守

購入時と同様に、インクの消耗度合いはチェックする必要があります。
しかし、切れるインクやトナーの手配をするのに、手間も費用も掛かりません。

プリント革命のレンタルプリンターなら、インクやトナー等の消耗品が無くなると判断したら、ご契約者様マイページより必要な数量を入力するだけで、簡単に追加注文をすることができます。

契約プラン内なら追加料金も一切掛かりません。
12:00までのご注文は”即日”発送、最短翌日にインクが届きます。

トラブル時の保守

プリント革命では、レンタル中のプリンターに不具合が発生した場合には、専門のチームスタッフがメール・電話で遠隔サポートにあたります。

遠隔サポートのトラブル解決率は、90%以上という実績があります。

多くのユーザーの窓口になっているメーカーサポートと比較して、アクセスしやすいのもメリットです。

また、メーカーに比べて取り扱う機種が限られているため、その機種を使う中で発生する「クセ」等も把握しており、痒いところに手が届くサポートを実現しています。

万が一遠隔サポートで解決出来ない事態の場合は、チェック済みの代替品を自社倉庫から速やかに発送します。これもレンタルの大きなメリットです。
購入した商品の場合は、トラブルの起きたプリンターをメーカーの修理センター等に発送する必要があります。修理の間はプリンターを使用する事が出来ません。

プリント革命は、実際に専門スタッフが出向く、出張サポートも別途有料でご利用可能です。

メーカー保守には期限がある

購入したプリンターのメーカー保守サービスは、1年間限定のサービスです。
期間の経過後は、新たな費用の修理代が発生します

プリント革命のレンタルプリンターなら、レンタル月額費用のみで、使用中は期間を問わずサポートが受けられます。

コンスタントにプリンターの印刷をする方なら、トータルの費用面だけで無く、保守という側面から考えても、購入するよりもレンタルの方が多くのメリットが有ります。

購入したプリンターを保守契約した場合は?

通常の家庭用プリンター等では、機種本体価格が数万円程度なので、保証期間終了後にトラブルが発生した場合は、有償修理をする手も有りますが、新しい機種に買い直すケースも多いため、保守に掛かるコストに対しては、それほど気にする事無く利用している方が多くなります。

大型複合機コピー機の維持は手間と費用が掛かる

しかし、一般的に多くのオフィスで利用されている大型複合機コピー機は、機種代が数十万円から数百万円になるものが多く、故障したら買い換える事も簡単には出来ません。
また、大型複合機コピー機は重量とサイズもあるため、トラブル時に修理送りにする事は現実的で無く、プロのサービスマンに来てもらうことを依頼するしか手段がありません。

また、大型複合機コピー機は交換するパーツも高額になり、出張費や技術料を合わせれば、数十万単位の請求になる事も珍しく有りません。
消耗品のトナーは通常の家電量販店などで販売しているケースは少なく、一本あたり数万円の単価は普通で、安売りしていることも基本的にありません。

大型複合機コピー機は精密機械でありながら、色々な人が多種多様に利用する機器であるため、普段からのメンテナンスを欠かすことが出来ません。
メンテナンスに手を抜くと、思わぬ大きなトラブルに繋がり、多くの出費と利用出来ない時間が出現することに繋がります。

思いがけない出費を平坦化する、普段からメンテナンスを受ける手段として、保守契約があります。

保守契約の種類

購入には新品と中古がありますが、新品購入の場合には比較的自由に選択することが出来ます。

○スポット保守契約

最も手軽な保守契約で、月々の基本料が掛かりません。
その分、修理費用は都度支払う必要があり、消耗品のトナー等の購入費用も別途負担する必要があります。

○年間保守契約

契約は1年ごとの年間契約で、概ね5年まで延長することが出来ます。
新品購入時に契約する必要があり、中古購入や一旦解約した後に再契約する事は出来ません。

消耗品のトナー等は利用者が別途購入して支払う必要がありますが、年間契約を結ぶことによって修理が受けられます。年間保守契約料はメーカーや機種によっても異なりますが、概ね年間2万円から3万円程度です。

○カウンター料金保守サービス契約

カウンター料金は、1枚ごとの印刷がモノクロ・カラー別に決められて、印刷枚数に応じて支払う事により、保守サービスを受けることが出来ます。

保守範囲は広く、消耗品の補充から修理費用全般に至るまで、使用者に過失が無い限り基本的に余分な費用が発生しません。
そのためリース契約者は、多くの場合にカウンター料金保守サービス契約をしています。

この保守契約は、購入したプリンターでも加入が可能なケースが多く有ります。

・新品購入時のカウンター料金保守サービス契約

新品出購入した場合のカウンター料金はケースバイケースですが、リース時と同様かやや高い料金で契約する事が出来ます。

カラー1枚20円・モノクロ1枚2円で契約して、カラー1,500枚・モノクロ1,500枚を印刷した場合の保守費用は、カラー1,500枚×20円+モノクロ1,500枚×2円=33,000円 になります。

・中古購入時のカウンター料金保守サービス契約

中古品の購入時は、新品と比較して故障するリスクが高くなる事から、カウンター料金単価は大幅に上がります。

印刷枚数に変わらずに発生する最低基本料も含めて、概ね2倍程度になる事が多くなり、機種や経過年数によっては、契約を断られるケースもあります。

カラー1枚40円・モノクロ1枚4円で契約して、カラー1,500枚・モノクロ1,500枚を印刷した場合の保守費用は、カラー1,500枚×40円+モノクロ1,500枚×4円=66,000円 になります。

プリント革命なら保守契約費用が不要

購入・リースも含めて、カウンター料金保守サービス契約が多くなる理由は、プリンターを利用するのに煩わしい事を外部に丸投げして、「使うだけ」に特化したいということです。

プリント革命のレンタルプリンターサービスなら、保守費用を別途支払うことなく、安価に「使うだけ」が実現できます。

 

この記事を書いた人

名古屋在住のIT・通信・格安SIMライターです。

プリンターはDOS時代のドットプリンターから使い始めて
初期のインクジェット、モノクロレーザープリンター
カラーレーザープリンターを使ってきて
モノクロ複合機を経てカラーデジタル複合機リースに到達。

業務用テキスタイル熱転写プリンター
業務用テキスタイルインクジェットプリンター見学に
国内・海外工場に何度も足を運ぶマニアで
日夜情報収集に励んでいます。

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