一口に「プリンター」と言っても、印刷クオリティ重視の物もあれば、スピード重視の物もあります。
サイズに関しては大型と中型、小型の3タイプあるので、デイサービスで利用するにはどれが適しているかわからない人もいるでしょう。
そこで今回は、デイサービス用にプリンターを導入するときの選び方をご紹介します。
必要以上のスペック、サイズの物を選ぶとムダなコストを生む原因になるので、使いやすく費用を抑えられる最適なプリンターを選びましょう。
通所介護(デイサービス)施設には印刷クオリティのバランスタイプがおススメ
プリンターは高画質な写真をキレイに印刷できる、印刷クオリティが高いタイプと、クオリティよりスピードを重視したスピードタイプがあります。
印刷クオリティが高いタイプは、まるで撮影したデータそのもののように仕上がるのがメリットですが、1枚あたりの印刷スピードがやや遅めなのがデメリットです。
スピードタイプは印刷速度がハイスピードなので、50枚、100枚とたくさん印刷する場合でもあっという間に印刷が完了するのがメリット。
しかし、その分写真やカラー印刷のクオリティはそこまで高くないので、モノクロ印刷向きなのが特徴。
ではデイサービスで利用する場合、どちらのタイプがおすすめなのでしょうか?
答えは印刷クオリティと印刷スピードがどちらも中間の「バランスタイプ」です。つまり、そこそこキレイに印刷できて、印刷速度は普通程度というタイプということ。
デイサービスで印刷する書類は、大企業のように一度にたくさんの枚数が必要になるケースはあまりないでしょう。写真そっくりに印刷できるクオリティも必要ないケースが多いはずです。
当然ですが、ハイクオリティな印刷が可能で印刷スピードが高いプリンターは、それなりのお値段となってしまいます。
オーバースペックのプリンターの導入は、ムダなコストを発生させる原因になるので、デイサービスで利用する際はバランスタイプを選びましょう。
通所介護(デイサービス)施設には大型複合機よりも中型か小型機を!
大型複合機は搭載機能が多く、印刷クオリティ、スピードも平均以上というのが特徴です。
しかしその分1台あたりの価格やレンタル費用、リース費用が高く、消費電力量も多いのがデメリット。
基本的には書類などの印刷頻度が高い中小企業向けですから、そこまで印刷する機会が多くないデイサービスには不要でしょう。
おすすめは中型もしくは小型機。その中でも印刷クオリティとスピードのバランスがとれた物を選べば、業務に支障が出ることなく、無駄な印刷コストや電気代もカットできます。
図や写真がある場合はカラー印刷ができるものを選ぶと通所介護(デイサービス)施設で使いやすい
ちなみに、カラー印刷機能は必須ではありません。図や写真のない、たとえば業務日誌やアセスメントシートぐらいしか基本的に印刷しないのなら、カラー印刷が必要になったときにコンビニを利用すれば事足ります。
しかし、図・写真が含まれた印刷物をプリントする機会が多いなら、いちいちコンビニへ行くほうが手間がかかりますから、カラー印刷機能が搭載されたプリンターを用意しましょう。
プリンターの導入方法は、
- 購入
- リース
- レンタル
の3種類ありますが、利用頻度が企業ほど高くはないデイサービスにはレンタルが最もコストを抑えられる方法です。
レンタル会社の中でも「プリント革命」は、中型機や小型機のラインナップが豊富で、モノクロ印刷のみの機種もレンタルできます。
デイサービスにはもってこいと言っても過言ではないので、これから導入する方はぜひ検討してみてください。
まとめ
プリンターは利用頻度や印刷する物に合わせて選ぶと、オーバースペックによるムダな印刷コストの発生を防げます。
デイサービスには中型機または小型機で、スペックはバランスタイプ、カラー印刷機能は必要な場合のみに限定すると、使い勝手が良く印刷コストを抑えられるプリンターを導入できるでしょう。