飲食店では、チラシやフライヤーなどいろいろな物を印刷するのでプリンターは必須です。
「高性能なプリンターを1台用意しておけばいい」「どんなものでも印刷できるよう複合機を用意するのがベスト」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそうでもありません。
では飲食店の場合、どのようにプリンターを選び、どう使っていけば業務効率はアップするのでしょうか?
飲食店では印刷したい用途でプリンターを分けよう
プリンターのグレードはピンからキリまでありますが、どの印刷物でも高性能な機械を使う必要はありません。
ハイクオリティ、ハイスピードな印刷が可能なプリンターは、インク代が通常より高めなのが一般的。社内で使うモノクロの資料の印刷に使うには、余計なコストがかかるのでもったいないでしょう。
そのため、飲食店では日常業務で使用する資料などを印刷するためのモノクロプリンターと、DMやメニュー表、POPなどクオリティを求められる印刷物用の高性能なプリンターの2台を用意し、使い分けるのがおすすめです。
そうすれば印刷コストの高いプリンターは限られたときのみの使用となるので、印刷にかかる費用が削減できるでしょう。
飲食店には大型機は必要ないケースがほとんど
プリンターには小型機と大型機の2種類ありますが、飲食店の場合は大型機が必要ないケースがほとんどです。
一般的に大型機が必要になるのは、印刷物の量が多く、多くのスタッフが使用するオフィスとなります。飲食店はオフィスほど事務作業はなく、必要な印刷物の量も少ないので小型機で十分です。
また、オフィスは大型機を使う際に、使いたい人が多いと「渋滞」が起こることもしばしばあります。そのため、スタッフが30人以上いるオフィスは大型機を2〜3台導入することが多いのです。
では飲食店はどうかというと、常に何かを印刷するわけではないので、小型機でも1台あればOK。先程説明したように用途別にわけるのなら、高性能な物とモノクロ印刷のみの物が1台ずつあれば問題なく業務をこなせるでしょう。
飲食店のメニューなどに図や写真がある場合はカラー印刷ができるものを
これまでフルカラー印刷のプリンターしか使ったことがないと、モノクロ専用のプリンターとどう使い分ければ良いのかわからないかもしれません。
適当に使い分けると印刷コストがムダにかかってしまうので注意が必要。
カラー印刷が必要なケースは、
- 写真、図つきのメニュー表
- DMやチラシ、フライヤー、POP
です。
お客様に見ていただく物で、写真や図などがついていればカラー印刷を利用したほうが良い、と考えましょう。
また、せっかくカラー印刷をした物のクオリティをさらに引き出すには、使う用紙にもこだわったほうが良いです。
写真付きのメニュー表なら光沢のある用紙を使い、その後ラミネート加工をすると食べ物の美味しさがより伝わります。限られたお客様にお送りするDMは、上質な印刷用紙を使ったほうがリピートしていただける可能性がアップ。
プリンターだけでなく印刷用紙も使い分けると、ムダがなく、売上アップに貢献できるはずなのでぜひ参考にしてください。
では次に、モノクロ印刷が適している印刷物について説明しましょう。
モノクロ印刷でまかなえるのは、
- 従業員、スタッフ用の書類
- 領収書
- 事務所内用の掲示物
- 経営に必要な事務的な資料
などです。
これらは経営者が従業員が内容を確認できれば良い印刷物なので、必ずしもカラー印刷である必要はありません。
まとめ
飲食店では高性能で大型のプリンターを1台設置するのではなく、用途別に使えるよう、カラー印刷できる小型機とモノクロ印刷専用の小型機を2つ用意しておくのがおすすめです。用途別に使いわければムダな印刷コストを生まなくて済みます。
プリンターは購入やリースよりレンタルのほうが費用が安く、使い勝手も良いのでおすすめ。「プリント革命」なら7日間トライアルが利用できるので、気になる方は一度チェックしてみてください。