コピー機をリースレンタルプリンターを費用で比較!そのメリットは何?!

印刷コストを考え費用をできるだけ抑えたいというのであれば、複合機プリンターの調達方法を検討してみるのも1つの方法です。

通常リース契約でコピー機を導入することが多いのですが、近頃ではレンタルプリンターという注目のサービスが登場しています。

今回はリース契約とレンタルプリンターの費用面での比較と、それアゾレノメリットについて紹介していきます。

目次

リース契約とレンタルプリンターの契約とは?

ではまず、リース契約と、レンタルプリターのそれぞれの概要について、説明していきましょう。

コピー機のリース契約とは?

大型の複合機やコピー機を利用している方の多くは、いわゆるリース契約を利用しているのではないでしょうか。

このリース契約というのは、リースという名前から機器を借りているイメージがあるかも知れませんが、費用的に見れば実際には本体をローンで購入しているのと同等の契約となります。

さらにリース契約の場合、本体のリース費用の他にカウンター料金や保守メンテナンス料金が別途発生し、この3つを合わせた費用を毎月支払うことになります。

リース契約はローンと同じで本体を一定の分割数で月額払いするため、ほとんどの場合は5年以上という長い期間の契約となります。

もし途中で器機を新調したい場合でも、原則的に途中解約はできず、もし途中で返却したい場合でも、残債は支払わなければなりません。

レンタルプリンターの契約とは?

レンタルプリンターに関しては、まだその名前を聞いたことがない方もいらっしゃるかも知れません。

レンタルプリンターは、リースで導入する大型の複合機ではなく、よりコンパクトな中型の複合機や家電販売店で販売されているようなプリンターを、文字通り「レンタル」して利用できるサービスです。

そのためレンタルプリンターの費用は、比較的高額とも言えるリース契約の費用よりもずっとリーズナブルで、ネットから手軽に手配できます。

レンタルプリンターの契約は半年程度から利用が可能で、不要になったり他の機種に変えたい場合、数年単位で契約が終了するのを待つことなく、気軽に機種を変えられるのも特徴と言えるでしょう。

もちろんレンタルですから一定期間経過してから機種を変える場合に、使っている器機の残債などを支払う必要がありません。

誰でも契約できるのはどっち?

さて、リースとレンタルの費用の違いを見る前に、そもそもどのような人が利用できるかについて知っておかなければなりません。

リースとレンタルでは、契約できる人に違いがあるのでしょうか。

リースには審査がある

リース契約をする際には、事前にリース可能かどうかの審査が必要となります。

個人がクレジットカードを作る際に審査があるように、コピー機のリース契約の審査も比較的シビアな基準で行われます。

そのため個人事業主の場合は審査が通りにくく、法人の場合でお要件を満たさなかったり、起業したばかりだったりする場合は、審査が通らずリース契約ができない可能性があります。

個人でも利用できるレンタルプリンター

レンタルプリンターの契約の場合はリースのような審査はありません。

そのため個人事業主はもちろん、個人でも利用可能となります。

契約自体もオンラインですぐにできますから、審査のための資料をかき集めたり、審査の時間を待つこともありません。

そのため、個人としてプリンターを利用したい場合は、レンタルプリンターを選択するメリットが大きいということになります。

それぞれの費用を比較してみよう

では次に、それぞれの契約の際にどのような費用がかかるのかを比較してみましょう。

初期費用の比較

複合機やコピー機を導入する際には、設置や配送などの初期費用が必要になる場合があります。

ただしリース契約ではこの初期費用は、月額のリース料に含まれるため、イニシャルコストとして先に一括して支払わなくても良いことがほとんどです。

レンタルプリンターでも同様に、配送などの初期費用が必要ある場合もあります。

これはレンタルプリンターの業者によって金額が変わってくるわけですが、例えばプリント革命ではこの初期費用が無料になっています。

そのため、レンタルプリンター業者選びの際には、初期費用が無料なのか有料なのか、そして有料の場合はいくらなのかを事前に確認しておくと良いでしょう。

月額料金の比較

月額料金としてリース契約の場合、複合機やコピー機本体のリース料が基本となります。

これは本体の価格を、契約期間の月数で割って、そこにローンの金利の役割となる手数料を足した額となります。

大型の複合機は機種によって価格は異なりますが、ほとんどが100万円を超える高額の器機ですから、トータルではそれなりの本体費用を支払わなければなりません。

ただし分割回数が多いため、本体価格の月額負担としてはそこまで高くはないと言えます。

しかしリース契約の場合は本体費用の他に付帯する契約があるため、総合的な負担は高いといっても良いでしょう。

一方レンタルプリンターの場合は本体価格がそこまで高額ではない器機を借りるため、比較的リーズナブルな料金設定となっています。

本体料金以外の比較

リース契約では本体の分割費用の他に、カウンター保守契約というものが必要となります。

これはカウンター料金という、印刷枚数をカウントしてそれに応じて支払う消耗品費用と、機械の保守メンテナンスのための費用となります。

トナーなどの消耗品や、万一のトラブルに対応してもらうためには必須の契約となり、本体のリース料金にプラスしてカウンター保守契約の費用までを考えると、月額費用はそれなりの金額が必要です。

それに対してレンタルプリンターの契約では、保守費用はレンタル料金に含まれていることがほとんどです。

ただしその分サポートはメールや電話となり、トラブルの際には問い合わせながら自分で作業をして対応することになります。

といっても、どうしても解決しな場合は本体を素早く交換してもらえますので、そこまで問題とは言えないでしょう。

消耗品の費用は必要になりますが、「プリントし放題」のようなコースを選べば、大量に印刷しても月額定額で費用を固定できますので、印刷枚数が多い場合かなりお得になるのです。

費用的にレンタルプリンターがお得な理由

ではレンタルプリンターが費用面で有利になっている理由を挙げていきます。

リース契約が向いているのは?

リース契約は月額の料金が比較的高額になりますが、その分トラブル時に専門スタッフが現地まで来て対応してくれるような、手厚いサービスが受けられます。

そんなサービスやメンテナンス、消耗品の交換などをすべてお任せにしたいという場合は、ある程度のコストと引き換えにリース契約を利用すると良いでしょう。

さらに最新の多機能な大型複合機を使いたい場合も、高性能器機をラインナップしているリース契約が向いています。

レンタルプリンターが向いているのは?

その一方SOHOや個人、あるいはある程度のメンテナンスは自分でやれるが、印刷コストはできるだけ抑えたいと考えているのであれば、レンタルプリンターを利用した方が費用を抑えることができます。

まとめ

リース契約では高額な大型複合機を、月額で分割できますが、保守メンテナンス料金などを含んで考えると、それなりの費用と長い期間の契約が必要です。

一方のレンタルプリンターなら、手軽に手配して、リーズナブルな費用で便利なプリンターを利用できるようになります。

それぞれ費用的にも特徴がありますので、まずは自分の使い方や予算をよく検討してから、どちらをチョイスするかを決めると良いでしょう。

 

この記事を書いた人

OLとして7年間中小企業に勤務したのち、Webライターとして独立。現在はプリンター関係の記事を中心に多数の媒体へ寄稿中。

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