フリーランスとして個人で仕事を始めたり、スタートアップとして新設法人を立ち上げたりすると、新たにプリンターを用意する必要があります。
しかしプリンターは高額な製品です。事業を始めて間もないなら尚更、高額な出費はしたくないですよね。
本記事ではフリーランスやスタートアップ向けに、プリンターの契約方法を紹介・比較します。
この記事を読めば、自分や自社にとって最適なプリンターの契約方法が分かります。
【導入方法①】契約せずに購入 難易度:★★☆
プリンターを購入するメリットは、機種の選択肢が幅広い点です。さまざまな機種を比較し、自分や自社に合ったプリンターを選べます。
導入コストが掛かる
プリンターを購入する場合は、機種代全額を支払う必要が有ります。
ただしミドル〜ハイスペック機種だと高額であり、資金に余裕がないとなかなか手が出せません。フリーランスやスタートアップの場合、安価な機種しか選択肢がなくなります。
仕事上で複合機などの機能が必要であったり、業務で大量に印刷する必要に迫られたりする場合、ローンで購入する事も選択肢の一つです。
法人や個人事業主としては実績が無いため、基本的に社会的な信用としては評価も当然無く、事業者としてローンを組むことは非常に困難なのが現状です。
個人としての、それまでの信用でローンを組むことは可能かもしれません。
しかし、購入するにしてもローンを組むにしても、先行きが解らない中で、多くの場合ビジネスには直接関係の無い借金を背負っての開業は、積極的にオススメする事は出来ません。
高性能なプリンターが不要であり、「印刷できれば何でもいい」「そもそもあまり印刷しない」という場合は、予算内に収まる安価な機種を検討してもいいでしょう。
機種選定ポイント
とりあえずプライベートで使っていたプリンターが有るなら、当面は流用するのも手です。
しかし、ちょっと古めの家庭用の一般的なインクジェットプリンターを使っているなら、注意が必要です。
その機種のインクが染料タイプなら、仕事で書類を印刷する場合に、文字が読みにくいボーッとしたものになってしまいます。
仕事で利用するなら、黒色に顔料タイプのインクを使う、インクジェットプリンターが最適です。
コンスタントに印刷を行うなら、レーザープリンターを導入した方が、ランニングコストや使い勝手まで考慮すると最適です。
【導入方法②】リースでの契約 難易度:★★★
リースとは、業者がユーザーの代わりに製品を購入し、それを月額で貸し出すサービスのことです。5年から6年程度の契約期間が定められており、契約期間が終了した場合は、返却か契約延長のどちらかを選びます。
リースのメリット
リースでプリンターを契約するメリットは、ハイスペックな機種を安価な初期費用で利用できる点です。資金に余裕がない場合でも、さまざまな機種の選択肢があります。
リースのデメリット
ただしリースは1度契約すると、契約期間終了まで解約ができません。どうしても途中解約をしたい場合は、高額な違約金が発生します。事業継続が困難な状態に陥ったとしても、契約期間が残っている限り月額料金は発生し続けます。
気軽に解約できない点を考えると、リースでのプリンター契約はフリーランスやスタートアップには向きません。
そもそもリースが組めない
リースは所有権が発生せず、減価償却も必要ありません。
そのためリース料を、利用期間中の使用料と誤解する事も有りますが、全く違います。
リース会社はレンタル会社とは異なり、金融会社です。
リースはリース料率が用いられ、総リース額にリース料率を掛け合わせることで、月々のリース料が算出出来ます。
総リース額100万円を5年契約で、リース料率2%の場合、100万円(総リース額)×0.02(リース料率)=2万円 が、月額リース料になります。
支払総額は、2万円(月額リース料)×60回(リース期間)=120万円になります。
これは、開業時から120万円の借金を背負ってスタートすることに外なりません。
それ以前の話として、購入のローンについての項でも述べたように、開業時には金融会社であるリース会社から、評価される実績を殆ど持っていないため、信用調査の段階で、審査が通らない事が大半です。
ランニングコストも高い
仮にリース審査を通過できても、信用度が低いことには変わりなく、リース料率アップという保険を掛けられます。
そうなれば、同じ機種であっても月々のリース料は高額になり、ランニングコストは高額になる上に、全体の借金額も増える事になります。
リース契約で大型複合機コピー機が必要な場合、印刷量も多くなる事が考えられ、その場合はカウンター料金が高額になります。
大型複合機コピー機は消耗品や保守代も高額になるため、リース契約時にカウンター料金保守サービス契約を結ぶ事が一般的です。
印刷する度にモノクロ1枚2円・カラー1枚20円程度の金額を支払うことにより、消耗品の供給やメンテナンスの他、故障時には修理が受けられ、全ての別途費用を支払う必要が無くなります。
1枚あたりの単価絶対額が小さいため、気にしないケースもありますが、たとえば上記のカウンター料金で、月にモノクロを1,000枚・カラーを2,000枚印刷した場合には、42,000円をカウンター料金として支払う必要が有ります。
月々のリース代は別途支払う必要が有り、リース代を20,000円とすれば、紙代や電気代を別としてランニングコストは62,000円になります。
【導入方法③】レンタルでの契約 難易度:★☆☆
レンタルでプリンターを契約する場合、リースのように契約期間は存在しません。
プリンターが不要になった場合、業者に連絡すればすぐに解約できます。プリンターのスペックに過不足を感じた場合も、途中で機種交換が可能です。
またレンタルでプリンターを契約するにあたっては、審査もありません。事業を開始して間もないフリーランスやスタートアップでも契約ができます。
安価で手軽にプリンターを利用できる点は、レンタルだからこそのメリットです。
【まとめ】フリーランスやスタートアップならレンタル契約が最も手軽!
プリンターを購入するほどの予算がない場合や、解約時に違約金が発生するのが不安な場合は、レンタルでの契約がおすすめです。
レンタルであれば、フリーランスやスタートアップでも手軽にプリンターを利用できます。
プリンターをレンタルで契約する際におすすめなのが「プリント革命」です。
https://printing.ink-revolution.com/
プリント革命でレンタルしたプリンターは定額で印刷し放題であり、カウンター料金や消耗品費用等の追加の料金が一切発生しません。また初期費用もないため、導入もしやすいです。
たとえば、1分間にカラー・モノクロ31枚の印刷スピードを誇る<CL-B30ライトプラン>は、並の大型複合機コピー機を凌駕する性能を持っています。
このプランの月額レンタル料は、22,000円です。
別途のカウンター料金は無く、月に3,000枚まではレンタル料のみで利用出来ます。
先ほどのリース契約と同様に、モノクロ1,000枚・カラー2,000枚を印刷した場合のランニングコストは、月額レンタル料22,000円のみで、リース契約時の62,000円と比較すれば大幅に安くなります。
7日間の無料トライアルも実施しているので、まずは気軽に試してみましょう。