スタートアップ企業やこれから起業する人にはレンタルプリンターが最適!

スタートアップ企業やこれから起業する人は、オフィスで必要なものとしてプリンターや複合機のレンタルを検討するはずです。

「新しい事業を始めるし、新品を購入しよう!」と思うかもしれませんが、経費を削減したいなら購入よりレンタルするほうがおすすめ。

では一体なぜレンタルプリンターが最適なのか、購入時との費用の差やメリットをご紹介しましょう。

目次

プリンターを購入するよりレンタルの方が初期費用がかからない

プリンターや複合機は、家庭用のものであれば1台あたり1万円以下と比較的安い価格で購入できます。

しかしオフィス用となると家庭用のものでは機能や容量が足りないため、使い勝手が悪く感じます。

そのため、快適に仕事ができるようさまざまな機能が搭載されたプリンターが必要となるわけですが、そうなると数十万円以上と価格が高いのがネックです。

レンタルプリンターであれば本体を購入する必要がなく、初期費用と月額料金のみの費用で済むため、プリンターにかかるコストダウンが可能。

ただし所有権はレンタル業者にありますから、不要になったときは必ず返却しないといけません。壊れるまで使いたいのであれば、買取可能なリース契約や購入のほうが良いでしょう。

さてでは、プリンターを購入した場合とレンタルした場合の費用の差は一体どれくらいなのか、相場価格を見ていきます。

プリンターの購入費用とレンタル費用の相場価格

購入 レンタル
初期費用 中古20~30万円
新品50~150万円
無料〜50,000円
月額費用 なし 5,000~15,000円

※2021年6月現在

レンタルの初期費用に関しては、導入するプリンターのサイズやレンタル業者によって大きく異なります。

初期費用がたとえ50,000円かかったとしても、2年、3年と長期間レンタルし続けなければ、中古もしくは新品のプリンターを購入するよりレンタルしたほうが安いことがお分かりいただけたでしょう。

長年にわたって事業を営んでいる起業であれば、中古のプリンターを購入できるくらいの利益はすでに獲得できているかもしれません。

しかしスタートアップ起業や今から起業を始める人たちは、利益がゼロの状態からプリンターを導入することになるので、費用が抑えられるレンタルがおすすめというわけです。

スタートアップ企業や、これから起業する人の印刷手段

スタートアップ企業や、これから起業する人にとって、何らかの印刷手段を考える必要が有ります。
開業には何かとお金が掛かります。潤沢な資金で開業するなら選択肢は広がりますが、そんなスタートアップ企業は少数派です。

プリンターを導入しない

印刷が必要な時は、コンビニまで走って行けば、印刷手段の初期投資は0円で済みます。
コンビニエンスストアに支払う印刷代の、1枚数円から数十円の費用だけで、業務に必要な印刷をすることが出来ます。

事業が実績を積んで大きくなるまでは、極力出て行くお金を少なくする考え方は、一見すると合理的な様ですが、積極的にはオススメしません。

貴重な時間をコンビニに行く事に費やして、仕事の流れを止めてしまうのは、業務効率が著しく低下します。
実際に出て行くお金は、印刷代の数十円だけで無く、人が動く事で経費が掛かっている発想も必要です。

プリンターを購入

形から入る事を一概に否定はしません。
気持ちの問題で仕事に身が入る事も、きっとあると思います。

「やはりオフィスには大型複合機コピー機が無いとね!」と考える方もいらっしゃるでしょうが、多くの企業で大型複合機コピー機が導入される手段としては、リース契約です。
スタートアップ企業やこれから企業する方のリース契約は、審査する内容が何も無いため、多くの場合は簡単にリース契約の締結に至りません。

そうなると購入する事になりますが、購入した場合、機種本体代に加えて設置費用等の諸経費を支払う必要が有ります。
総額200万円 の費用なら、基本的に全額を支払う必要が有ります。

手元に現金が無い場合、資金を調達する必要が有ります。
金利が当然掛かりますし、実績が無い起業したばかりでは融資が受けられない可能性も高くなります。

仮に資金が有ったとしても、複合機の法定耐用年数は5年なので、今期に計上出来るのは定額法で単純計算すれば、200万円÷5=40万円です。定率法で減価償却できるのは80万円です。

これは初年度の財務内容の中で、大きな負担になります。
これからスタートする事業において、初期費用での資金流失は極力避ける方が賢明です。

リースで導入

リースでプリンターを導入する事が出来れば、初期費用が掛かりません。
しかし、リース契約を締結するためには、リース会社による信用調査にパスする必要が有ります。

過去に金融事故や事業内容だけでなく、これから長期的に継続可能か?(プリンターのリース契約期間は5年から6年が一般的です)、収益がコンスタントに見込めて、リース代金の焦げ付きが発生するリスクが無いか?等の調査によって、問題が無いと判断されなければ、リース契約を行う事は出来ません。

スタートアップ企業や、これから起業する人は、審査する実績が無いため判断材料がありません。そのため多くの場合に、リース契約の依頼をしても、審査に通る事は難しいと言えます。

初期費用は掛からなくても、ハードルが高い手段です。

仮に何らかの有効な手立てが有り、リース契約のための審査がパスできたとしても、スタートアップ企業にはリースによるプリンターの導入は、積極的にオススメしません。

実績が出来る前に、大きな金額の借金を背負って船出する事になるからです。
事業の仕入れ手段としての借金なら解りますが、プリンターは直接利益を生み出す材料では無く、あくまでツールです。

また、リース契約では期間が5年から6年の長期になります。
これは長期間に渡って、コンスタントに借金を返済していくことに他なりません。
仮にプリンターの必要が無くなっても、リース契約の債務は消えず負債として残ります。

これから起業するなら、ツールの初期費用は極力抑えるのが鉄則です。

レンタルプリンターサービスで導入

レンタルプリンターサービスにも色々有りますが、「プリント革命」なら初期費用は0円です。月々のレンタル費用だけで、高額になりがちなインクやトナーの消耗品も含めた印刷経費を抑えることが出来ます。

A4タイプのフルカラービジネスインクジェットプリンター「BIJ-C8 ライトプラン」なら、月額レンタル費用5,000円だけで、モノクロカラーを問わずに、月に3,000枚までの印刷が自由に出来て、掛かる費用も印刷枚数に応じて変化しないため、経費計算が成り立ちます。
レンタル費用の中には、保守代金や送料も込みになっています。余分な経費が発生しません。

リース契約とは異なり、「プリント革命」のレンタルプリンターサービスは、事前審査を行っていません。
自分名義の有効なクレジットカードをお持ちなら、契約には何の支障もありません。

また、不要になった場合にはプリンターを返却することで、残債が一切残らない事も、リースとは大きく異なるメリットです。

スタートアップ企業や、これから起業する人にはレンタルプリンター導入が最適です。

プリンター契約の増減も自由!1台だけ増やしたい・減らしたいもOK

プリンターがオフィスに何台必要かは、正直なところ実際に事業をスタートしてみないとわからない部分が多いものです。

そこでプリンターを購入してしまうと、「もう一台増やしたい」と思ったときに必要な費用の金額が大きいでしょう。2台購入したけれど使わないので減らしたいとなったら、購入したときの価格より安い値段で売りに出すことになるのでマイナスです。

その点、レンタルであればプリンターの契約の増減は自由。1台増やしたいなら契約数を1台分プラスすれば良いだけですし、減らすときは「来月から1台減らして欲しい」とレンタル業者に依頼するだけで済みます。

プリンターレンタルは購入よりもこまわりがきき、不要な費用や費用面でのマイナスを発生させにくいのもメリットの一つです。

まとめ

オフィスでの作業に必要不可欠なプリンターは、利益がまだ少ないスタートアップ企業やこれから起業する人には、購入よりレンタルがおすすめです。

レンタルであれば初期費用と月額費用を支払うだけでなので、何十万円も支払う必要はありません。

好きなときにプリンターの台数を増やせますから、オフィスの規模や作業量にあわせて都度調節できます。

プリンターのレンタル費用はレンタル会社によって異なるので、いくつか相見積もりを取り、自分のオフィスにとって最も安いと感じる業者からレンタルしましょう。

この記事を書いた人

OLとして7年間中小企業に勤務したのち、Webライターとして独立。現在はプリンター関係の記事を中心に多数の媒体へ寄稿中。

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