「プリント革命」は、2009年創業の株式会社シー・コネクトが運用する、レンタルプリンターの印刷サブスクリプションです。
定額レンタル料金を毎月支払うだけで、モノクロ・カラーを問わず印刷が出来る、レンタルプリンターサービスです。
オフィスで使う複合機コピー機の多くをリース契約しているのは、保守も含めた運用を簡素化すること・導入コストが安い事にあります。インクやトナーを購入しなくても、枚数に応じた保守契約カウンター料金にする事が、そのキモになります。
しかし、「プリント革命」は別途カウンター料金が発生せず、別途の保守費用も発生しない契約が出来ます。
レンタルプリンターサービスは、従来からのイメージである「一時的に借りる」という枠組みを超えて、多くの企業で大型複合機コピー機に変わるメインプリンターとして長期利用される他、繁忙期の増機ニーズはもちろん、自由に大量印刷が出来るメリットから、個人やサークル活動などで使われるケースが日々増加しています。
そのため、マーケットには多くのレンタルプリンターサービスが登場して、鎬を削っています。
一口にレンタルプリンターサービスと言っても、中身をよく精査すれば多くの違いが有り、どれも決して同じでは有りません。
「プリント革命」のラインナップについて、同業他社のレンタルサービスと比較します。
プリント革命のラインナップ
スタッフが増えてきて、複合機コピー機一台をフル稼働しても効率が悪い場合に、場所の占有面積が最小で抑えられ、使う人の身近に置けるサブプリンターの導入は、業務効率を大きく向上させることが出来ます。
プリント革命では、サブプリンターに最適なビジネスインクジェットプリンターを、使い方に合わせて月額5,000円からラインナップを持っています。
複合機コピー機の導入はリース契約をすることが一般的ですが、創業間もない実績の無い企業では、承認が降りない事もあります。
リース契約終了するけど、思ったよりも割高になっている運用コストを考えると、再契約を躊躇する企業にも、レーザー複合機があります。
こちらも使い方に合わせて月額10,000円からラインナップがあります。
レーザーは解るけど、仕事にインクジェットプリンターでは、使い物になるのか？という疑問をお持ちの方、ビジネスインクジェットプリンターは、従来のインクジェットプリンターのデメリットを解消したタイプです。
同業他社の同価格帯レンタルインクジェットプリンターは、ビジネスインクジェットプリンターではなく、家庭用と同等のインクジェットプリンターであるケースが多くあります。
プリント革命は同価格帯でも、ビジネスインクジェットプリンターを用意しています。
ビジネスインクジェットプリンターとは
プリンタータイプによるニーズの違い
プリンターニーズは、家庭使用とオフィス使用では異なります。
家庭用ではスピードよりも導入コストが安価、オフィス使用ではスピードを重視します。
そのため、家庭用ではインクジェットプリンター、オフィス使用ではレーザープリンターと棲み分けされてきました。
また、オフィス使用では印刷スピードだけでなく、プリントアウト後に即使える事が重要であり、乾燥して安定する時間を必要とするインクジェットプリンターは敬遠されてきました。
また、ビジネス文書で滲みは禁物ということも、インクジェットプリンターは不向きとされる原因でした。インクジェットプリンターは、家庭で写真ライクのクオリティーを表現するのに必要な、光沢用紙を使い光沢感を出す方向に特化していました。
デメリットの克服は顔料インク
導入コストが安い、インクジェットプリンターのメリットはそのままで、ビジネス用途時のデメリットを克服したのが「ビジネスインクジェットプリンター」です。
従来のデメリットを克服した要因は、インクタイプにあります。
家庭用のインクジェットは「染料インク」を使用するのに対して、一般的なビジネスインクジェットプリンターは、「顔料インク」を使用しています。
「染料インク」は、粒子が細かく紙に染み込み発色する特性があり、発色が鮮やかで光沢感を得やすく高画質プリントに向いています。しかし乾燥する時間が必要な上に滲みやすい為に、ビジネスには不向きとされています。
「顔料インク」は、粒子が大きく安定した分子構造を保持して紙の表面に定着します。
速乾性が有って安定するのが早く、環境光による見え方への影響が少ないのに加えて、耐久性に優れています。また、高精細な色再現と豊かな階調性があります。
ビジネスインクジェットプリンターは、コストの安さだけで無く、使い勝手の良さと発色の良さがあり、導入する企業が増加しています。
他社と比較して
プリント革命の具体的なラインナップを、プリンターレンタル同業他社と比較してみましょう。
レンタルプリンター各社のラインナップ
具体的な各社のラインナップを見ていきましょう。
■スリホ （総ラインナップ数 6）
バランスの良いラインナップを展開しています。
カラーレーザープリンター・モノクロレーザーでは、A3に対応しているラインナップです。
レーザープリンターでは、初期費用の39,800円が、どのプランでも掛かる事には注意が必要です。
○インクジェットプリンター
A4対応機種 2ラインナップ（すべて複合機）
A3対応機種 1ラインナップ（複合機）
○カラーレーザープリンター
A4対応機種 1ラインナップ（複合機）
A3対応機種 1ラインナップ（プリント機能のみ）
○モノクロレーザープリンター
A3対応機種 1ラインナップ（プリント機能のみ）
■ウルトラプリント （総ラインナップ数 8）
豊富なラインナップですが、モノクロレーザーは展開していません。
特筆できる点としては、レンタルプリンターサービスでは珍しい、A3サイズが扱える大型複合機コピー機を用意している事です。
月の最大印刷枚数が5,000枚程度で、月額料金が36,000円という事を考慮すれば、長期利用の場合、印刷枚数によってはリース導入と比較する必要が有りそうです。
A3サイズが必要で、短期利用の場合にはメリットが有ります。
○インクジェットプリンター
A4対応機種 2ラインナップ（複合機1 プリント機能のみ1）
A3対応機種 2ラインナップ（すべて複合機）
○カラーレーザープリンター
A4対応機種 2ラインナップ（複合機1 プリント機能のみ1）
A3対応機種 2ラインナップ（複合機1 プリント機能のみ1）
○モノクロレーザープリンター
ラインナップ無し
■プリント無制限 （総ラインナップ数 6）
ラインナップ全てがインクジェットプリンターに絞られ、レーザープリンターはモノクロ・カラー含めて展開がありません。
その分、A4プリントのみ・A4複合機・A3複合機をそれぞれ2タイプ揃えています。
○インクジェットプリンター
A4対応機種 4ラインナップ（複合機2 プリント機能のみ2）
A3対応機種 2ラインナップ（すべて複合機）
○カラーレーザープリンター
ラインナップ無し
○モノクロレーザープリンター
ラインナップ無し
■プリント放題 （総ラインナップ数 8）
ラインナップ数があります。
インクジェットプリンターでコピーが出来る複合機は1つに限られ、プリンター機能に重点を置く展開になっています。ビジネスインクジェットは、月額料金が29,000円からと高額になっているので、注意が必要です。
レーザープリンターは、モノクロ・カラー含めて全てA4サイズです。複合機とプリント機能のみが、それぞれに有ります。カラーレーザープリンター複合機の最低料金は、29,500円ですが、印刷可能枚数は月に2,000枚と割高な印象です。
○インクジェットプリンター
A4対応機種 3ラインナップ（複合機1 プリント機能のみ2）
A3対応機種 1ラインナップ（プリント機能のみ）
○カラーレーザープリンター
A4対応機種 2ラインナップ（複合機1 プリント機能のみ1）
○モノクロレーザープリンター
A4対応機種 2ラインナップ（複合機1 プリント機能のみ1）
■エコプリ （総ラインナップ数 3）
インクジェットプリンター3ラインナップに絞っていて、レーザープリンターの取り扱いはありません。
展開を絞って、全てのインクに顔料インクを使用しています。
ビジネスインクジェットプリンターに特化したラインナップ展開になっています。
○インクジェットプリンター
A4対応機種 2ラインナップ（複合機1 プリント機能のみ1）
A3対応機種 1ラインナップ（プリント機能のみ）
○カラーレーザープリンター
ラインナップ無し
○モノクロレーザープリンター
ラインナップ無し
「プリント革命」のラインナップ
同様に「プリント革命」のラインナップも見てみましょう。
■プリント革命 （総ラインナップ数 7）
オフィスで利用する用紙サイズが圧倒的にA4サイズである事を踏まえて、レーザープリンターのサイズはA4に限定して、複合機のみになっています。
筐体サイズがコンパクトに収まるメリットが有り、既に大型複合機コピー機がリース導入されている場合にも、追加導入してトータル印刷コストを下げる事が可能で、スポット的な対応よりも、オフィスに常設して主力で動く、長期利用に適したラインナップになっています。
○インクジェットプリンター
A4対応機種 3ラインナップ（すべて複合機）
A3対応機種 2ラインナップ（すべて複合機）
○カラーレーザープリンター
A4対応機種 1ラインナップ（複合機）
○モノクロレーザープリンター
A4対応機種 1ラインナップ（複合機）
多彩なラインナップ
「プリント革命」では、月額5,000円から利用出来る、A4サイズの安価なビジネスインクジェットプリンターから、大型複合機からの変更も考慮した多機能なカラーレーザー複合機まで、多彩なラインナップがバランス良く並んでいます。
実績と定評のある、高性能な高い機種が並んでいます。
インクジェットプリンターの種類
前述の様に、インクジェットプリンターは家庭用向けのタイプと、オフィスでビジネスに対応するタイプがあります。プリント革命で扱うビジネスインクジェットプリンターは、印刷速度や滲みが出にくく乾燥時間が極めて短いなど、同価格帯でも多くのメリットがあります。
