プリンターの寿命を減らさない使い方のポイント3つ!長持ちさせて修理にかかる出費を削減しよう

せっかくお金を出して購入したプリンターですから、誰でもできるだけ長く使いたいと思うはずです。

プリンターの平均寿命は3〜5年ですが、使い方によっては1年、2年と寿命よりも短い期間で壊れてしまう場合もあります。

早く壊れてしまうと、そのぶん修理や買い替えの費用を用意するペースが早まってしまうので、これからご紹介する「プリンターの寿命を減らさない使い方」を知って寿命を延ばしましょう。

目次

プリンターの寿命を減らさない方法1.こまめに清掃をしよう

プリンターは精密機械ですから、ホコリが蓄積すると故障の原因になります。ゴミやホコリができるだけつかないよう、使用していないときはカバーをかけるとともに、こまめに清掃をしておくことが寿命を延ばすコツです。

清掃をするときは乾いたクロスを使ってください。プリンターは水気に弱いため、濡らした雑巾だと故障してしまう可能性があります。マイクロファイバーの雑巾は静電気でホコリを簡単に取ってくれるのでおすすめです。

プリンター本体だけでなく、ヘッドの部分も掃除してください。ヘッドの部分は印刷時にインクが吹き付けられているため、長い期間使っていなくても詰まりやすいのです。

自分で清掃するのは難しいですから、プリンターについているヘッドのクリーニング機能を使ってください。頻繁に印刷するなら1〜2週間に1回、あまり印刷しないなら1ヶ月に1回の頻度でヘッドクリーニングを行うと良いです。

プリンターの寿命を減らさない方法2.水平でしっかりとした場所に置こう

プリンターを設置している場所が不安定だと、正常に作動せず、落下する危険性もあるので故障の原因になります。

たとえば、印刷する度に設置した台ごとグラグラ揺れてしまうような場所に置いていると、印刷したときの振動でプリンターが台から落下してしまうかもしれません。先ほども説明したとおりプリンターは精密機械なので、落下した衝撃で簡単に壊れてしまいます。

また、プリンター台自体は安定していても斜めな場所に置かれていると、これもまた滑って落下する危険性があるので避けるべきです。落下しなくても用紙が詰まりやすいので、紙詰まりからの故障を起こすかもしれません。

プリンター台は安定性のあるものを選び、水平でしっかりとした場所に置くのも寿命を延ばすコツです。プリンターの下に滑り止めのマットを敷いておくと、万が一プリンター本体にぶつかってしまったときでも落下を防げます。

プリンターの寿命を減らさない方法3.用紙設定をして印刷しよう

プリンターをお使いの方の中には、用紙設定を適当に行っている方もいるかもしれません。設定した用紙サイズと用紙トレイにセットされた用紙のサイズが違うと、プリンターは空回りしていしまいます。

一度や二度ぐらいならプリンターに大きなダメージを与えることはないでしょうが、印刷する度に空回りしているとプリンター本体に余計な負荷をかけてしまい、寿命が短くなる原因につながることもあるのです。また、斜めに紙が入ってしまうと紙詰まりを起こし、詰まり方によっては自分で紙を取れず修理が必要な場合もあります。

寿命を延ばすにはできるだけプリンターに負担をかけないことが大事ですから、印刷前に必ず印刷用紙の設定をチェックし、用紙トレイに正しいサイズの用紙がまっすぐにセットされているかを確認してください。

まとめ

プリンターの平均寿命は3〜5年ですが、使い方が上手だと5年以上も修理なしで使える場合もあります。

たとえば50,000円で買ったプリンターが2年で壊れてしまうと、年間の費用は25,000円です。5年使えれば10,000円ですから、長く使えたほうが言うまでもなくコスパが良いのです。

プリンターの寿命は使い方次第で延ばせますから、今回ご紹介した3つの方法を参考にして1日でも長くプリンターを使いましょう。

この記事を書いた人

OLとして7年間中小企業に勤務したのち、Webライターとして独立。現在はプリンター関係の記事を中心に多数の媒体へ寄稿中。

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