昨今話題になっているレンタルプリンターサービスですが、リースよりも安価でプリンターが使えるとして徐々に需要が高まりつつあります。
では、実際にどれくらいコストパフォーマンスが良いのでしょうか？
今回はレンタルプリントサービスの中でも人気の「コピホーダイ」と「プリント革命」の2社に絞って、価格面を徹底比較していきます。
一般的にかかる費用は？
そもそもよくあるリースの場合、本体代とは別にカウンター料金というものが発生します。
これは、1枚印刷するごとに数円～数十円の料金が加算されるシステムで、その代わりにトナー交換やメンテナンスを無償で受けられる制度です。モノクロかカラーかによっても金額が変わり、契約状況によっては月々のランニングコストが莫大な金額になってしまうこともあります。
プリンターレンタルには月額料金に、本体レンタル代、インク代、送料、保守費用といった費用がすべて含まれているため、基本的に追加料金がかかることはありません。
もちろんカウンター料金もかからないため、規定枚数内であれば、気兼ねなく印刷することが可能なのです。
一般的に、リースであればカウンター料金も含めて月々約40,000円～50,000円程度かかるのに対し、レンタルの場合は数千円～30,000円程度で済むため、かなり費用を抑えることが可能です。
また、初期費用不要のサービスを選べばさらなるコストダウンを狙うこともできるため、印刷代で頭を悩ませていた人にとってはかなり有効なサービスといえます。
実際のプリンターレンタル費用は？
では具体的にコピホーダイとプリント革命の料金をみていきましょう。
条件を同じにするため、今回は上限枚数10,000枚のカラー対応機種で比較しています。
コピホーダイ
まずコピホーダイの場合、上限枚数10,000枚はボリュームプランに相当します。2021年現在、カラー対応機種は1種類のみとなっており、月額料金31,800円となっています。初期費用は0円です。
プリント革命
続いてプリント革命ですが、プリント放題プランは月々10,000枚まで印刷可能でほぼすべての機種がフルカラー対応です。一番安価な機種だと月々15,000円からレンタルできるため、コピホーダイよりもかなりお得な料金設定といえます。もちろんプリント革命も初期費用は一切かかりません。
機種によってはA3サイズ対応のモデルもあるため、印刷の幅も広がります。
自分に合う機種をじっくり検討したいという人にはプリント革命がおすすめです。
その他にかかる費用はあるの？
前述の通りプリンターレンタルサービスの料金は定額のため、これ以外にかかる料金は基本的にありません。
ただし、もっと便利で作業効率を上げたいという人に向けて有料オプションを設けている場合もあります。
コピホーダイ
コピホーダイは500枚単位のペーパーフィーダーを月々1,400円でレンタルすることができます。また、無線LANのインターフェイスもレンタル可能となっており、データ送信を簡単に行うことができます。昨今はネット環境下での業務が当たり前になりつつありますが、必要な人は検討すると良いでしょう。
プリント革命
プリント革命もペーパーフィーダーが追加選択することができます。こちらは1セットあたり550枚で月額1,000円のため、コピホーダイよりもかなり割安です。
さらに、初期設定や問題が発生した場合など、有料の出張サービスも行っているため、サポート体制も申し分なしです。
専門のプロとじっくり相談しながら運用していきたい人には嬉しいポイントですね。
まとめ
プリンターレンタルはほとんどのサービスが明朗会計のため、初めての人も安心して利用することができます。
ご自身の働き方によってどのプリンターを選ぶかは大きく変わりますが、それぞれのサービスの特色を確認したうえで、最適なプランを選択するようにしましょう。
