調剤薬局では、処方箋や服薬指導書・薬の説明書・領収書レセプト明細などを日々作成して、患者様にお渡ししています。
後発薬(ジェネリック)に変更調剤した場合は報告書が必要であり、調剤過誤等の問題があればインシデント事例報告書の作成も必要になります。
患者様お一人に渡すだけでも、多くの書類をカラー・モノクロ・用紙サイズが混在し、枚数も多くなります。
調剤薬局のプリンターは、大量印刷に対応するタフさ、間違いの起きない使いやすさが必要です。
調剤薬局のプリンター選びを解説いたします。
印刷したい用途でプリンターを分けよう
一台の大型複合機コピー機で印刷全てを賄うよりも、用途によってプリンターを分ける方が効率良く合理的です。
万が一のトラブル時にも、リスク分散が出来ます。
モノクロ印刷
処方箋や領収書レセプト明細は、モノクロで印刷します。
用紙サイズを統一してワンサイズにすれば、比較的小型のモノクロレーザープリンターを、対応する窓口ごとに設置するのが合理的です。
「プリント革命」のオススメ、レンタルプリンタープラン
<ML-C15プラン>
1分間に27枚印刷出来る、スピード重視のモノクロレーザープリンターです。
3,000枚/月のライトプラン 10,000円 プリント放題プラン 15,000円
用紙代以外には、トナー等の消耗品代も込みです。
カラー印刷
薬の説明書や服薬指導書・お薬袋は、カラーで印刷します。
お薬袋は通常用紙とサイズが異なるため、ワントレイを専用として、A4サイズ用紙をワントレイ・必要によって用紙サイズを変える場合は、A5サイズでワントレイ使用するケースを考えれば、給紙カセットが3段使える、フルカラーレーザーの中型機が最適です。
大型複合機コピー機と比較すれば場所もとらないため、薬剤師一人に1台の専用機とすることで、待ち時間や書類の混同等の間違いが起きません。
「プリント革命」のオススメ、レンタルプリンタープラン
<CL-B30プラン>
大型複合機に迫る1分間に31枚印刷出来る、フルカラーレーザープリンターです。
3,000枚/月のライトプラン 20,000円 プリント放題プラン 30,000円
給紙カセットはオプションで、1段1,500円/月です。
用紙代以外には、トナー等の消耗品代も込みです。
ラベル印刷
2018年度診療報酬改定に、お薬手帳の活用が盛り込まれました。
お薬手帳の持参率が低い調剤薬局には、ペナルティーが科せられるようになりました。
貼付するラベルの作成と印刷は、今後も増加が見込まれます。
A4サイズのシール用紙を通常のプリンターで印刷する事も可能ですが、業務高率を考えると、専用のラベルプリンターの導入が最適です。
処方箋などの印刷サイズや対応するソフトを確認しよう
書類によって異なるサイズ用紙を使用する場合は、プリンターに複数のトレイがあると便利です。
しかし、用紙の管理や扱いのし易さから、同一サイズに統一する事も合理的です。(お薬袋は除く)
調剤薬局用のソフトは多くの種類があります。
用紙を統一するなら、同一フォーマットでも印刷サイズの変更に対応しているものを選ぶ必要があります。
提携する医院がレセプトコンピューターを導入していたり、電子カルテを導入したりしていて、連動の必要がある場合は大きな制約が出ます。内容を確認の上で対応方法を検討する必要があります。
図や写真がある場合はカラー印刷ができるものを
服薬指導書・薬の説明書等は、カラーで印刷した書面をお渡しする方が適切です。
注意点がハッキリ明快に伝わり、薬の写真を実際に載せて説明する事で誤りを防ぎ、患者様の健康被害の防止に繋がります。
カラー印刷を大量に印刷する場合、リースした大型複合機コピー機では、カウンター料金が高額になってしまいます。
経費の面から考えると、カラー印刷を控える事が経費削減に繋がりますが、調剤薬局では決してお勧め出来ない方法です。
カラー印刷を存分に行っても、安価な固定経費に出来る「プリント革命」のレンタルプリンターサービスの導入を、調剤薬局にお勧めします。
1分に40枚程度印刷出来る能力のある、月額リース料20,000円の大型複合機コピー機で1万枚のカラー印刷を行えば、カウンター料金が1枚10円の場合(カウンター料金)100,000円+(リース月額料金)20,000円=120,000円が経費として計上されます。
「プリント革命」<CL-B30プラン>は月額費用が30,000円です。
1分間に31枚の能力を持つので、2台導入する事で大型複合機の速度効率を上回り、混同も起きず待ち時間も解消できます。
同じ1万枚のカラー印刷を2台で行った場合、(月額レンタル料)30,000円×2台=60,000円です。他にはトナー等の消耗品代や、カウンター料金も一切掛かりません。
カラー印刷経費が半額になり、効率もアップします。