プリンター給紙ローラーのクリーニングとは?

プリンターの給紙ローラーには、印刷物を一枚づつ取り出し口に送るという大切な役割があります。

給紙ローラーが正常に作動しないと、用紙がうまく排出されなくなり、プリンター内の紙詰まりなどに発展し、トラブルのもとになります。

そのようなトラブルを防ぐため、今回は給紙ローラーのクリーニング方法や仕組みを解説します。どのタイミングでクリーニングを行うべきかもご説明しますのでぜひ参考にしてみてください。

1.給紙ローラーのクリーニングとは

給紙ローラーとは、印刷された紙の取り出し口前にあるローラーのことです。
給紙ローラーは、印刷物を順番に一枚づつ、取り出し口へ送り出す役割があります。

給紙ローラーが不調になると、印刷物が一気に2~3枚出てきてしまったり、紙が変な方向で出てきたりします。連続印刷する場合によく起こるトラブルなので、印刷に失敗し、「大量の紙が無駄になった…」なんてこともよくあることです。

トラブルを起こさないために、給紙ローラーのクリーニングを定期的に行いましょう。
正しいクリーニングをすることで、プリンターの寿命を大幅に長くするメリットがあります。

2.給紙ローラーのクリーニングの仕組み

給紙ローラーが汚れる原因のひとつは、インク粒子による汚れです。
度重なる用紙送りでローラーには大量のインク粒子が付着します。ローラーがインク粒子で汚れると、印刷物とローラーの摩擦力が弱まり、滑って用紙送りがうまくいかなくなります。
こうなると、何らかの方法でローラーの汚れを除去する必要が出てきます。

給紙ローラーのクリーニングは大きく分けて次の2つがあります。
・自分でローラーを拭き取り清掃する方法
・プリンターのクリーニング機能を使う方法

自分でローラーを拭き取り清掃する場合は、まず電源プラグからプリンターのコンセントを抜き、柔らかで繊維の出ない布を用意しましょう。

布を濡らして固く絞ってから、ローラーを回しながら汚れをやさしく拭き取っていきます。水気が多いと周りの部品の故障につながるので注意しましょう。

次にプリンターのクリーニング機能を使った方法です。

今回はキャノンのプリンターでのクリーニング方法をご紹介します。

  1. まず、ホーム画面で「セットアップ」を選択し、メンテナンス画面が表示されたら、「給紙ローラークリーニング」を選び、「はい」を選択しましょう。
  2. 次に、クリーニングしたい給紙箇所を選びます。選んだ給紙箇所にセットされている用紙を取り除き、「OK」を選ぶと自動的に操作パネルが開き、排紙トレイが出てきます。そうすると給紙ローラーが回転してクリーニングが始まります。
  3. 給紙ローラーの回転が止まると、給紙箇所にA4またはレターサイズの普通紙を3枚セットして「OK」を選んでください。
  4. 自動的にクリーニングが開始され、先ほど入れた用紙が排出されるとクリーニングが終了します。はじめは難しいですが、ローラー清掃をすると印刷物が劇的にキレイになるのでぜひ一度試してみてください。

3.給紙ローラーのクリーニングをするタイミングは?

給紙ローラーをクリーニングするタイミングは、
・用紙が一枚づつきれいに出てこない時
・用紙が傾いて出てきてしまう時
・印刷途中の状態で取り出し口に出てくる
・印刷物に汚れが付いている

などの、用紙送りトラブルで「もしかしたら給紙ローラーが原因かも」と考えられる場合にクリーニングを行ってください。

今回は給紙ローラーのクリーニングについてご説明しましたが、プリンターは精密機械なので慎重に扱いましょう。「色々試したけど不調が治らない」という場合は、販売元やプリンター販売業者にクリーニングを依頼する方法もありますので試してみてください。