プリンターのトラブルは多種多様!プリンターを使っていての「困った」をまとめて解説

パソコンやスマートフォンの扱いについては、ITスキルの経験やスキルの他、適正や相性もありますよね。

同じ目的を持って操作しても、掛かる時間が扱う人間によって大幅に差が出て、結果にも大きな差が出る事が有る、と言う意味では、パソコンやスマホは万人に優しいツール機器ではありません。

その点、プリンターは万人に優しいツール機器だと言えます。

印刷作業自体は誰が操作を行っても、印刷完了までの時間は変わらず、印刷出力結果も変わりません。

しかし、一旦意思に反して言うことを聞かなくなったら、頑として作動しない頑固さを持つのもプリンターです。

「急に印刷されなくなった」「印刷出力が明らかにおかしい」など、プリンターを使っていると、数え切れないトラブルが避けて通れないので、面倒なツール機器と認識している方も多いでしょう。

プリンターを利用していく中で生じる、「トラブル」は多種多様です。

原因や対策を含めて、プリンターの「困った」についてまとめて解説します。

 

目次

まずは「再起動」が王道です

「突然反応しなくなった・・・」「意図しない動きをする・・・」というトラブルは、プリンターに限らず、IT機器では利用しているうちに必ず起こります。

その辺りが家電製品との大きな違い・・・だったのですが、最近の家電では多くがパソコンと同様の制御で動いているものが増えて、挙動不審に陥る事もあります。

そんな時、故障を疑う前にまず行うのは「再起動」です。

パソコンやスマホとは異なり、プリンターに再起動スイッチが付いているのは見たことありませんが、電源を切って入れ直す事です。

電源ボタンを使って行うのでは無く、コンセントを抜いた後、ゆっくりと10数えてから再度コンセントを挿して、電源をONにしてください。

パソコンと接続しているプリンターなら、パソコンの電源も一旦は落とした方が良いです。

パソコンはコンセントまで抜く必要ありませんが、再起動ではなく電源を一旦切ってから、同様にゆっくりと10数えて電源を入れて、その後プリンターの電源を入れると効果的です。

プリンターの「困った」は、まず王道の「再起動」をお試し下さい。

 

プリンターとパソコンの接続に問題はありませんか?

パソコンから印刷指示を出しても、プリンターがウンともスンとも反応しない場合、正しく接続されていない可能性はありませんか?

何かの拍子に、どちらかのUSBケーブルが外れている事が意外とあります。

Wi-Fiでプリンターを接続している場合や、LANケーブルを使って接続をしている場合は、ルーターの不調が印刷できない原因になっている可能性があります。

ルーターの再起動を行ってください。

LANで接続している場合は、無線と有線の同時接続はできません。

詳細は以下をご覧下さい。

 

インクジェットプリンターの「印刷結果がおかしい」「インクが出ない」

使用頻度が少ないインクジェットプリンターで、頻繁に起こるトラブルが、印刷結果が明らかにおかしく、白い用紙のまま出力されるケースです。

使用頻度が少ないのに、頻繁に起こるのはおかしな話ですが、年賀状を印刷するのに使うくらいで、普段はプリンターを殆ど利用していない様な状況で、使いたい時に限って使えない!のはイライラしますよね。

 

原因はインクの詰まり

これは、物理的なインクの詰まりなので、再起動しても改善する事はありません。

インクジェットプリンターは、液体のインクを用紙に吹き付けて印刷する仕組みで、長期間使用しなかった事によって、インクが固まり正常にインクが外に噴射できなくなっている状態になっています。

インクの出力が正常に行われていないので、全てのカラーが使えなければ白紙で出力されますし、生き残っているカラーが有れば、その分だけ出力されるので、意図しない悍(おぞ)ましいカラーで印刷される事になります。

中途半端にしかインクが出せない場合では、擦れ擦れの印刷結果になる事もあります。

 

インク詰まりの回避手段

しばらく利用していなかったボールペンでインクが出なくなる事と、インクジェットプリンターでインクが出なくなる事は、全く同じでインクが固まって出られない状態になっているからです。

 

コンセントの電源OFFは使わない

キャップをしていなかったボールペンは、キャップをしているものに比べて、簡単に利用ができなくなりますよね。

インクジェットプリンターも同じです。

インクジェットプリンターでは、印刷が正しく終了すれば、インクカートリッジは適正な場所に移動してキャップが嵌められた状態になります。

この正しい位置に戻ることなく、強制的に途中でコンセントを抜かれた場合、キャップがされない状態でインクカートリッジが放置されるため、インクは簡単に固まってしまいます。

電源はコンセントでONOFFをするのではなく、(電源タップも同じです)本体の電源ボタンを使う様にしてください。

コンセントさえ入っていれば、電源をOFFにした後でも正しい位置にインクカートリッジが戻って、キャップがされてから電源が落ちます。

 

プリンターの電源は切らない

随分と古いインクジェットプリンターをお使いなら別ですが、最近のインクジェットプリンターの多くには、自動的にクリーニングを行う機能が搭載されています。

電源が入っている状態にしておけば、適切な時期をプリンターが判断して、インクが目詰まりを起こさない様に、自動でメンテナンスを行う事ができます。

電源を入れっぱなしにしても、多くの電気を使用するわけでは無いのですが、使わないのに電源を入れておく事に抵抗がある方は、最低でも2週間に1度くらいのペースで、プリンターの電源を入れるか、プリンターを使用するようにして下さい。

インクジェットプリンターの目詰まりについて、原因と解決方法の詳細は以下もご覧下さい。

電源を入れっぱなしのプリンターで自動的に行われているメンテナンスは、ヘッドクリーニングと呼ばれているものです。

利用したい時にインクが出ない場合、手動で行う事も可能です。

ヘッドクリーニングについての詳細は、以下も併せてご覧下さい。

 

インクジェットプリンターで「罫線がずれる」「直線がギザギザ」「文字が二重」になる

インクジェットプリンターのインクの出力に問題は無いけれど、ビジネス文書やExcelの印刷をした時に。罫線が本来の位置とはずれている、直線がギザギザになる、文字が二重になって見える、などのトラブルの多くは、プリンターヘッドの位置が微妙に正常な位置から外れている事にあります。

インクジェットプリンターは精密に制御される中で、正しい印刷結果が得られる機器で、その心臓部とも言える重要なパーツが、インクを放出するプリンターヘッドです。

引っ越しやプリンターの置き場所変更などで、プリンターの移動を行うだけでなく、長年利用しているうちに、プリンターヘッドの位置のズレが発生する事があります。

「プリンターヘッドの位置調整」を行う事で、ズレてしまったヘッドの起点位置を、正常に戻す事が出来ます。

この調整は修理に出さなくても、自分で行う事ができます。

プリンターヘッドの位置調整について、具体的なやり方や詳細は以下を参照ください。

 

「紙詰まり」に関するトラブル

プリンターを使っていて多いトラブルは、インクジェットプリンターやレーザープリンター、オフィスの大型複合機コピー機などの印刷方式や機種を問わず、用紙がプリンター内に詰まる用紙の紙詰まりです。

意外と急いでいる時に限って起こったりする事が多く、イライラした経験をお持ちの方も多いと思います。

 

印刷する用紙の紙詰まり

紙詰まりで圧倒的に多いのは、印刷する用紙の紙詰まりです。

プリンターで紙詰まりのエラー表示が出ると、紙を取り除くまで正常に動いてくれません。

 

確認する場所

インクジェットプリンターの場合は、プリンターの筐体を開けば、一目で解る構造になっています。

ローラーに対して用紙を並行に保ったままで、破れない様に慎重に力を掛けて取り除いて下さい。

大型複合機コピー機やレーザープリンターでは、インクジェットプリンターよりも構造が複雑になっているので、簡単に見つけられないケースがあります。

まずは給紙カセットの付近の筐体カバーを開けて、探してみて下さい。

その界隈に見当たらない場合は、もっと内部に詰まっているので、側面カバーも開けて探して下さい。

しわくちゃになっていると、意外と小さなサイズで挟まっている場合があります。

レーザー方式のプリンターは熱を使って印刷処理をするため、紙詰まりが発生した印刷直後は、内部が高温になっています。

パーツによっては触ると火傷をする可能性もあるため、充分に注意して行って下さい。

ローラーに詰まっているケースが多くあります。

用紙を取るときは、慎重に破けない様に、ローラーに対して並行を保ちながらゆっくり力を掛けて引き抜いて下さい。

 

用紙が詰まる原因

給紙カートリッジ内に、異物が混入しているケースがあります。

紙くずや糸くずなど、異物が入っていないか?確認の上取り除けば、紙詰まりが再度起こる可能性が減らせます。

給紙カートリッジ内で、用紙が適正にセットされていない場合も、紙詰まりが起こる原因になります。

乾燥している時期や環境下での利用の場合、適切に用紙が送られない原因担っている可能性があります。

用紙を手に取って、パラパラしてみるだけで紙詰まりを予防する効果があります。

印刷用紙が詰まる原因の多くは、給紙ローラーの汚れや劣化による事が多くなっています。

 

原稿の紙詰まり

確認する場所

ADFと呼ばれる原稿送りが投資されているコピー機やプリンターでは、複数ある原稿を差し込むだけで、次々にコピーや印刷をする事ができます。

確かに便利な機能ですが、再度印刷すれば良い用紙の詰まりとは異なり、これしかない原稿が詰まってしまうのはもっと深刻です。

ただ、ADF内に送られる時に詰まっても、印刷時とは異なり機械内部に取り込まれる事は無いので、ADFの蓋の部分を上方にバカッと開くと、詰まっている原稿が見えます。

構造も印刷部分に比べると単純なので、比較的簡単に取り出す事が可能です。

とは言っても大切な原稿、慎重にローラーと並行に抜き取って下さい。

ADF付近にローラーが装着されているタイプでは、原稿の進行方向に回す事で、送り出される事があります。

 

原稿が詰まる原因

用紙が通常のコピー用紙などに印刷されていない、薄手のものだと巻き込んでしまう可能性があります。

印刷用紙と同様に環境が湿っている場合には、複数の原稿を一気に送って詰まるケースが多くあります。

ADFのローラーが汚れていたり劣化していたりしても、詰まるケースは頻発します。

ADFでの読み込みに向かない用紙や、ADFの不調を感じたら、ADFを使わずに1枚ずつガラス面に主導で原稿を置いて、コピーやスキャンを行って下さい。

 

紙詰まりの対策

給紙される用紙や原稿に気を使っても、紙詰まりが一向に改善しない場合、給紙ローラーの汚れや劣化が原因です。

給紙ローラーの清掃については、「紙詰まりや印刷がずれるときは給紙ローラーの清掃をしよう!」「給紙ローラーの清掃にはプリンターのクリーニングシートを使おう」をご覧下さい。

 

紙は取り除いたのに「紙詰まりエラー」が消えない

このトラブルが、最もイライラさせるかもしれません。

紙が詰まってイライラしながら苦労して取り除いたのに、何故か紙詰まりエラーが消えずに、印刷ができない状態は更にイライラが募りますよね。

これから印刷しようと思ったら、紙詰まりエラーが出ていて印刷出来ないのも、イライラします。

心無い前の利用者が詰まらせて放置していったのか・・・と気を取り直して、プリンターの筐体を開いて中を確認しますが、詰まっている用紙が見当たらない・・・。前の利用者は気が付かなかったのかも・・・という淡い期待は、確信犯だ!というイライラに変わります。

 

紙詰まりエラーが消えない時の対処方法

紙詰まりエラーが消えない限り、印刷を進める事はできません。

 

きちんと開けたカバーが閉じていない

ここは深呼吸して一旦落ち着いて、プリンター本体のカバーがちゃんと閉まっているか?確認しましょう。

大型複合機コピー機では開ける場所が複数あり、前の利用者が色々試してみる中で、きちんと筐体に蓋が装着されていないケースがあります。

自分であれこれ行った場合も勿論同様で、パチンという音がしてパーツがかみ合っていないと、プリンターは正常な動作が取り戻せません。

 

紙が破れてプリンター内に残っている

全ての蓋やカバーが正常に閉まっている事を確認しても駄目なら、詰まった紙を取り出した時に破けて、完全に取り切れていないケースが考えられます。

大型複合機コピー機を含むレーザー方式のプリンターでは、内部が高温になっていますので、電源を切って時間を置いて冷ましてから内部探索を行って下さい。

フロントカバーだけでなく、開けられる場所は全部開けてみて、発見したら慎重に取り除いて下さい。

指が入らない場所なら、ピンセットなどを利用して下さい。

 

ハードの問題

探索しても用紙が全く見つからない場合、機械的に問題が発生している可能性があります。

インクジェットプリンターは見晴らしが良く、きちんと探せば紙の端が見つかる事が殆どですが、どれほど探しても無く、紙詰まりエラーが改善されないなら、プリンター内部にある、エンコーダーフィルムと呼ばれる、透明上のパーツが汚れている可能性があります。

説明書を見て、エンコーダーフィルムの清掃を行って下さい。

エンコーダーフィルムは重要なパーツであり、位置がずれると別のトラブルが発生するので慎重に行うか、自信の無い方はサービスセンターに依頼をオススメします。

保守契約をしているリースの大型複合機コピー機やレーザープリンターの場合は、どうしても見当たらない場合、素直に保守サービスに連絡をした方が良いです。

単純な紙詰まりだけでなく、紙を検知するセンサー自体に問題が起きていたり、位置がずれていたりする可能性が有り、素人には手に負えません。

紙が詰まっていないのに「紙詰まりエラー」が消えない時の原因や対処法をまとめた、以下も併せてご覧下さい。

 

レーザー方式プリンターの「困った」

レーザー方式のプリンターの困ったについて、見ていきましょう。

 

印刷が汚れている・正常に行われない

全体的に別の色で汚れた原稿は、見づらいですし人に渡すのはためらいます。

用紙全体に意図していない筋や点が入っている、裏面が汚れている、文字が読みづらいなどのトラブルが、レーザー方式のプリンターを利用していて発生するケースがあります。

 

原因と対策

トナーカートリッジ内には粉状のトナーが入っていて、内部で偏っていると正常に印刷が行えない事があります。

トナーカートリッジを取り出して、水平に軽く動かして均してください。

印刷が汚れる場合は、トナーがカートリッジから漏れている可能性があります。

その場合は内部を開けて清掃する必要がありますが、カートリッジ自体に問題が有る場合は、清掃しても再度問題が起きる可能性が高く、トナーカートリッジを新しいものに交換するしかありません。

感光ドラムが原因の可能性もあります。

感光ドラムにトラブルが出ていたり、寿命を迎えていたりする場合は、正常な印刷をする事ができません。対策としては感光ドラムを交換するしかありません。

印刷する用紙に問題が有る場合もあります。

レーザー方式のプリンターで適切な印刷が行えるのは、熱処理に対応出来る用紙のみで、トナーが正しく定着できない事によって、トナーが剥がれて汚れに繋がります。

プリンターが対応指定している用紙で、印刷をしてください。

レーザー方式のプリンターで、印刷汚れに関する原因と対策の詳細は、以下をご覧下さい。

 

 

トナーカートリッジの交換方法が解らない

インクジェットプリンターとは異なり、トナーカートリッジは交換無く大量に印刷する事が可能なので、それ程多くの印刷をする機会が無ければ、トナーカートリッジを交換する機会は多くありません。

トナーカートリッジの交換は、手順を押さえれば難しくありません。

型番通りの新しいトナーカートリッジを用意して、箱から取り出して袋を出し、開封して入れ替えるだけです。

トナーの交換方法や、上手く交換するコツについての詳細は、以下をご覧下さい。

 

 

交換したトナーの処分方法は?

環境保護とリサイクルが叫ばれる昨今では、一段とゴミ出しに関する規制が厳しくなっているのはご存じの通りです。

トナーカートリッジは、一般のゴミに出す事は出来ません。

プリンターメーカーでも、積極的にトナーの回収に取り組んでいます。

メーカーごとのトナーカートリッジ回収への取り組み」も、併せて是非ご覧下さい。

他にも、使用済みのトナーカートリッジを処分する方法は色々有ります。

詳細については、以下も併せてご覧下さい。

 

コピー機・プリンターのセキュリティに対する「不安」

コピー機・プリンターも、ネットワークに繋がる事が当たり前になりました。

ただ、機密情報まで扱う事も多い、コピー機・プリンターのセキュリティに対して、ホントに大丈夫か?と不安を抱く方も少なくありません。

 

データはコピー機の内部に蓄積されているケースがある

コピー機は印刷用途の機器という認識でいる方も多いですが、内部のハードディスク等にに情報を蓄積しているケースがあります。

利便性を追求したもので、コピーを一旦終了した後でも、一定の時間内なら原稿が無くてもコピーできる様な機能に使われています。

コンピュータではセキュリティソフトなど、多くの対策をとっている企業でも、コピー機のセキュリティに対しては無防備な事は多いと言えます。

ネットワークがハッキングされると、情報が流出する可能性が有ります。

パソコンなどと同様に、セキュリティ対策をした方が安心です。

 

コンビニのコピー機は?

コンビニに設置されているマルチコピー機は、不特定多数の利用者が使うため、セキュリティは低い印象を持たれている方も多いですが、コンビニエンスストアのコピー機は、トップレベルのセキュリティが有ると言っても過言ではありません。

コンビニのコピー機は、ネットワークに接続されていて多彩な利用方法を提案しています。

セブンイレブンは富士フィルム製・ローソンとファミリーマートはシャープ製が導入されていて、どちらもノウハウ豊富な大企業がメンツを掛けて万全なセキュリティ対策を行っています。

原稿をコピー機に忘れてくるのは論外で、セキュリティ云々以前の問題ですので、充分に気をつけてくださいね。

コピー機のセキュリティ対策についての詳細は、以下をご覧下さい。

 

プリンターを長く利用するには「どうしたら良い?」

プリンターを利用していれば、トナーやインクなどの消耗品在庫を用意しているケースも多く、できるなら長期間同じプリンターを利用したいですよね。

同じプリンターを長期利用できれば、環境にも優しいと言えますし、新たな出費も抑えることができます。

プリンターメーカーで、どこも共通している寿命の考え方は、「耐用年数」と「耐用枚数」です。

 

耐用年数

プリンターの耐用年数の基準になっているのは、減価償却の会計処理に用いられている5年です。

リース導入するプリンターの期間の多くが5年程度になっているのは、この基準に則って期間設定が行われるためです。

5年が経過したら駄目になるわけではありませんが、確実に劣化は進みます。

長く利用するコツとしては、プリンターに適した環境でコンスタントに利用する事です。

詳細は以下も併せてご覧下さい。

 

 

印刷枚数

プリンターの寿命は耐用年数だけでなく、印刷枚数があります。

このどちらかに早く到達した時点で、寿命とプリンターメーカーは考えています。

 

印刷枚数は機種により異なる

印刷枚数は一律ではなく、メーカーや機種によって変わります。

一般的な家庭用インクジェットプリンターは、概ね多くの機種では耐久枚数が2万枚程度に設定されています。

耐用年数の5年で割り算をすれば、1ヵ月300枚程度になる計算になります。

多くの一般家庭利用のユーザーにとっては、充分な枚数ですね。

これを1ヵ月に150枚程度にすれば、利用できる期間は10年になる計算になります。

しかし、耐用年数の5年が先に到達してしまいますし、1ヵ月にコンスタントに600枚を印刷すれば、2年半で印刷枚数のリミットに達する事になります。

長く利用するには適度な印刷を耐用年数と絡めて、バランス良く印刷する事が長期利用に繋がりますが、ほどほどにしないと、精神衛生上良くありません。

リース契約をする場合は、月の印刷枚数に応じた機種選びをする事で、リース期間中は快適に利用することが可能になります。

印刷速度が速い機種ほど耐用できる印刷枚数は多くなり、本体価格は高くなります。

プリンターの寿命に関しての詳細は、以下もご覧下さい。

 

耐用年数や耐用印刷枚数を気にしないでOKな「レンタルプリンター」

「プリント革命」のレンタルプリンターサービスなら、月額レンタル料だけの支払いで、初期費用もカウンター料金も掛からずに、消耗品の支給も別途費用が発生しません。

長期的に大量印刷に利用するユーザーも多いですが、プリンター本体のトラブルが発生すれば代替プリンターの発送が受けられるので、寿命や耐用印刷枚数などを考える必要が無くなります。

プリント革命のメリット詳細は、「プリンターレンタルサービス「プリント革命」のメリット」も、是非併せてご覧下さい。

 

この記事を書いた人

名古屋在住のIT・通信・格安SIMライターです。

プリンターはDOS時代のドットプリンターから使い始めて
初期のインクジェット、モノクロレーザープリンター
カラーレーザープリンターを使ってきて
モノクロ複合機を経てカラーデジタル複合機リースに到達。

業務用テキスタイル熱転写プリンター
業務用テキスタイルインクジェットプリンター見学に
国内・海外工場に何度も足を運ぶマニアで
日夜情報収集に励んでいます。

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